榧本流:錦龍会が春季吟詠大会、被災者へ義援金も

0

昇格した会員。(前列右から)増田さん、新沢さん、鹿股さん、江夏さん、辻さん、竹下さんの代理で森川さん。後列右は植野宗師範、同左は新沢会長


受付に設けられた募金箱に寄付をする新沢会長


 榧本流米国錦龍吟詠会南加支部(新沢鹿龍会長、5支部、会員約50人)は20日、「春季吟詠大会」を西羅府仏教会で催した。会場では、3月11日(日本時間)に発生した東日本大震災の被災者救済と復興のため受付に募金箱を設置、会員に寄付を呼びかけた。集まった義援金は、在ロサンゼルス総領事館を通して日本へ送られる。
 大会は、参加者全員で先亡者および震災の犠牲者に黙とうを捧げ、開幕。あいさつに立った新沢会長は、「われわれにできることは限られているかもしれないが、一日でも早く被災地に笑顔が戻ることを願い、少しでも協力できるよう努力しよう」と、集まった会員らに呼びかけた。
 吟詠大会を前にこの日、植野宗龍宗師範から会員6人の昇格が発表された。昇格が決まったのは、サンディエゴ支部の辻允翠さん、鹿股隆翠さん、竹下恵岳さんの3人と、オレンジコースト支部の江夏慶翠さん、新沢陽翠さん、増田東翠さんの計6人。それぞれ、植野宗師範から賞状が手渡された。
 友人の勧めで入会、詩吟を始めて6年になるという鹿股さんは、「もともと漢詩や歴史が好きだったので、詩吟は受け入れやすかった」といい、詩吟を通して見えてくる昔ならではの日本の風習や価値観などが新鮮だといい、鹿股さんにとって、詩吟はまさに「温故知新」だと述べた。
 後藤穣龍さんの先導で「錦龍吟詠会会詩」を斉唱後始まった大会は、会員吟詠の第1部に続き、来賓吟詠の第2部、指導者吟詠の第3部、最後は師範による八行詩と続いた。来賓吟詠では、羅府国誠流詩吟会のメンバーから代表して伊藤国秀さんが宮原南郊作の「水仙花」を吟じた。 
【中村良子、写真も】

 

Share.

Leave A Reply