KART:20万5000ドル寄付へ 、韓国系社会も被災者にエール

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義援金の小切手を持つリー代表(左)と、2001年のボストンマラソン覇者の元マラソン選手李鳳柱さん

ロサンゼルス近郊に住む韓国系アメリカ人で結成されたランニングクラブ「コリアン・アメリカン・ランニング・チーム」(KART、ヨン・リー代表)は、東日本大震災の被災者と被災地への復興支援を目的に、韓国コミュニティーを中心に義援金を募っている。同クラブメンバーは20日に開催されるロサンゼルス・マラソンに参加し、これまでに集まった20万5000ドルを、大会当日に米国赤十字に寄付する。
 クラブメンバーおよそ15人は17日、コリアタウンの韓国料理レストランに集い、本番に向け士気を高めるとともに、被災地の1日も早い復興を願った。「韓国コミュニティーを含め多くの人々が日本の味方だ。日本はひとりじゃない。応援している。頑張れ、ジャパン!」リー代表は力を込めてエールを送った。
 KARTのメンバーは大地震の一報を聞いた直後から、家族や友人、そして同僚など多くの人々に被災地への義援金を呼び掛けてきた。17日には同クラブの活動に共鳴し、被災した多くの人々の存在に心を痛めた匿名の韓国系アメリカ人ビジネスマンからKART宛てに20万ドルが送られてきたという。
 同クラブはマラソン愛好家を中心に15年前に結成。毎週末、メンバーはパサデナで走り、練習している。年間イベントの中には「Run for Love」というチャリティー運動があり、これまでにも2010年のハイチ地震や、韓国で起こった洪水被害など、被災した人々を救うための募金活動を実施。過去11年間で、およそ12万ドルを寄付してきたという。
 LAマラソンにおける同クラブのチャリティーイベントに参加するため、韓国から01年のボストンマラソン優勝者の李鳳柱(イ・ボンジュ)さんが訪れた。東日本大震災の犠牲者のことを考えるといたたまれないという。「隣国日本で起こった惨事は、他人事とは思えない。この悲劇からの復活を願ってやまない」。当日、メンバーは日本の被災者のために走る。【吉田純子、写真も】
 
 
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