LA市:屋外ダイニングスペースで喫煙禁止

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 8日からロサンゼルス市全域で、レストランの中庭や移動式ケータリング車両(通称フードトラック)を含む屋外のダイニングスペースでの喫煙が禁止される。違反した当事者とレストランオーナーには最大500ドルの罰金が科せられるが、バーやナイトクラブ、レストランでプライベートの催しを行う場合の喫煙は条例の適用外となる。新条例によりLA市は屋外ダイニングスペースでの喫煙を禁止した全米で最も大きな都市となる。
 ビバリーヒルズ、カラバサス、グレンデール、パサデナ、サンタモニカでは、同様の条例が実施されている。
 加州ではレストランやバーの中での喫煙をすでに禁止していたが、LA市はさらにフードコートを含む屋外のダイニングスペースから10フィート、フードトラックや売店から40フィート以内の場所での禁煙を義務づける。
 LA市のアントニオ・ビヤライゴーサ市長は、3日に行われた記者会見で「同市ではすでに公園や海岸、ファーマーズマーケットなどでの喫煙を禁じているが、今後はさらに副流煙に悩まされることなく屋外のダイニングスペースで食事を楽しめるようになる」とし「健康生活のための新たな基準の設定」と新条例に自信を示した。
 禁煙条例は昨年1月にLA市議会で可決されていたが、施行される前に、レストランオーナーなどに、猶予期間を与えていた。
 LA郡保健局のジョナサン・フィールディング医師は、「LA郡の85・7%が非喫煙者。新条例は、市民の健康保持と、喫煙が関与しているとみられる心臓疾患や、がん、肺気腫などの病気のリスクを減らすことができる」と新条例の施行を支持した。
 同局の研究結果によると、LA郡には100万人以上、LA市には43万5000人の喫煙者がおり、タバコに関連した病気に使われる同郡の費用は年間43億ドルだという。
 全米肺協会によると、毎年国内で6万人以上が副流煙が原因で死亡しており、タバコは加州で死亡する病気患者の死亡原因の上位にあげられることから、禁煙が一番の病気予防につながるとしている。
 一方条例の反対派は、「屋内での禁煙は理解できる。しかし、屋外でも禁止するのは厳しすぎる」と訴えた。

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