エンデバー:LAのカリフォルニア科学センターへ、退役シャトルの展示先決定

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 米航空宇宙局(NASA)は、最初のスペースシャトル打ち上げから30年を迎えた12日、年内に退役する「ディスカバリー」、「アトランティス」、「エンデバー」の3機の展示場所を決めたと発表した。 
 29日に最後の打ち上げを予定している「エンデバー」はロサンゼルスのカリフォルニア科学センター(700 Exposition Park Dr ) に展示される。
 展示場所には米国内の20以上の博物館や見学施設から応募があった。元宇宙飛行士で、シャトル搭乗経験のあるNASAのボールデン局長は「とても難しい決断だった。国に尽くしたシャトルを大切にしてほしい」と語った。
 同センターのジェフリー・ラドルフ代表は、同機の展示が決まったことを受け、「大変名誉なこと。エンデバーは科学や技術、エンジニアリングの分野で、カリフォルニアの長期に渡るリーダシップを象徴し、今後は教育面において活躍することだろう」と述べ、ロサンゼルス北方のパームデールで製造された同機が再びカリフォルニアの地を踏むことに喜びを表わした。
 同センターは1998年2月に開館し、年間約140万人の来場者を誇る。入場は無料で、スケッチ・ファウンデーション・エアーやスペース・ギャラリーが併設されている。学生らに人気があり、年間およそ36万人の児童が訪れるという。
 エンデバーは、86年の打ち上げ直後に爆発事故を起こしたチャレンジャー号の後継として設計された。現在は最後の打ち上げに向け、準備が進められている。
 シャトルの打ち上げは、6月28日のアトランティスを最後に30年の歴史の幕を閉じる。
 一方、3月に最後の飛行を終えた「ディスカバリー」はワシントン郊外のスミソニアン航空宇宙博物館の新館で公開する。「アトランティス」は、フロリダ州のケネディ宇宙センターの一般向け見学施設で展示される。
 シャトルの運搬費などを含め、展示施設が負担する費用は1機約2880万ドル(約24億円)に及ぶという。

 

 

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