ロサンゼルス武道館建設へ:市議会がLTSCへ土地貸与を承認

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市議会での承認を喜ぶ小東京を含むロサンゼルス・ダウンタウンのコミュニティーメンバーら。前列左から2人目はジャン・ペリー市議(写真=マリオ・レエス)


 ロサンゼルス市議会は17日、リトル東京サービスセンター(LTSC)が小東京に建設を提案している多目的スポーツ複合施設「ロサンゼルス武道館」に対し、土地の賃貸借許可を承認した。LTSCは今後2、3年かけ、施設と駐車場建設のための資本金集め運動を展開し、4、5年以内の建設を予定している。
 ロサンゼルス武道館は、市が所有するロサンゼルス通りの2街と3街の間で小東京図書館の横(237~249 Los Angeles St.)に建設予定の多目的スポーツ複合施設。総面積3万8000平方フィートの広さに、バスケットボールのコート4面やロッカールーム、コミュニティースペース、屋上にはジョギングトラックや庭園、また地下には150台収容可能な駐車場が建設される。
 土地の賃貸は25年契約で、その後さらに契約を25年更新できる条件付き。
 日系社会とともに長年にわたり同事業を推奨してきたジャン・ペリー市議は、「武道館の建設は、130もの雇用を創出し、何百万ドルもの税収増が見込め、また観光の促進にもつながり、市にとっても素晴らしい事業」と、市議会の承認を称賛した。
 LTSCは今後2、3年かけ、施設と駐車場、またその他開発前に必要な事業費2200万ドルを調達するための運動を展開する。LTSCのビル・ワタナベ所長は、「長きにわたり話し合われてきた同事業がついに、永住の地を手に入れた」とオープンを待ち望んだ。
 同建設案が最初に発表されたのは1970年。当初は、「小東京コミュニティー体育館」との名称で、サンペドロと3街角にある日米劇場の前にコート1面の建設が含まれていたが、同建設予定地が野口プラザに変更となったため実現しなかった。
 しかし、その後もコミュニティー内では建設の必要性が継続的に話し合われ、95年に新しい事業主としてLTSCが事業を引き継いだ後も活発に働きかけを行った。08年、建設予定地として市が所有する現在の場所が決定、翌年、施設の名称を「ロサンゼルス武道館」と命名した。
 詳細はホームページで―
 www.budokanoflosangeles.com/
【中村良子】

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