春・歌まつり:歌と踊りで沸かせる―被災地に義援金2000ドル

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「春・歌まつり音頭」を歌う荒木純一さん(左)と松下正弘さん

 記念の20回目を迎えた歌謡チャリティーショー「春・歌まつり」(荒木純一、松下正弘両実行委員長)が1日、トーレンスのジェームズ・アームストロング劇場で開催された。歌と踊りとコントで、約500人が埋めた会場を大いに沸かせた。収益から東日本大震災の被災地に義援金2000ドルを送った。

抜群の歌唱力で「川の流れのように」を熱唱する花井のぶきさん(左)と後藤博行さん

 当地の歌謡イベントで活躍する男女のアマチュア歌手30人が共演。かつて盛んに行われたカラオケ大会の優勝者や各紅白歌合戦などでトリを務める実力者が多く出演し、観衆を酔わせた。
 ショーをプロデュースした荒木さんは「カラオケの発表会ではない」と強調。「毎年違った内容でお客さんが退屈しないように工夫している」と話すように、懐メロ、最新曲、ヒットパレードを次から次へと披露したほか、日本舞踊、コントを織り交ぜてメリハリを付けたバラエティーに富んだショーを繰り広げた。最後は、観衆の手拍子に乗りながら参加者が「青い山脈」を大合唱。会場は一体となり有終の美を飾った。
 収益からパサデナ日系高齢者会に寄付金1000ドル、東日本大震災の被災地復興支援として

小野木千尋さん(右)の「冬の蝉」。花柳藤野恵さんが優雅に舞った

米日カウンシルを通して2000ドルの義援金を送った。贈呈式が催され、両実行委員長から高齢者会会長の竹田潔さんと、竹田さんの息子で同カウンシルのブライアンさんにチェックが手渡された。ブライアンさんがあいさつし「日本の再建には、継続した支援が必要。みなさんの寛大な寄付をお願いします」と呼び掛けた。
 ショーは、春の風物詩として定着。昨年まで日米劇場で開かれたが、改修工事のため使用できず、小東京を離れざるを得なかった。心配された新会場だが、歌手には「音響設備が整っていて歌いやすい」、観客は「ゆったりと見ることができる」と好評だった。
 荒木さんは「お客さんに喜んでもらえてよかった。これからも歌仲間と心を通わせながら、歌で社会に貢献できればいい」と述べた。ショーは、来年も同劇場で5月20日に開催を予定している。
 詳細は電話で、荒木さん323・722・4846。
【永田潤、写真も】

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