JRA:義援金2万7543ドル―日本食業界に支援の輪

0

半田会頭(右)に寄付のチェックを手渡す波多野会長

 米国日系レストラン協会(JRA)は、東日本大震災の被災者救援の募金活動で、主に会員から集めた2万7543ドルを波多野勲会長が4月28日に南加日系商工会議所を訪れ、半田俊夫会頭にチェックを手渡した。義援金はユニセフを通して被災地へ送られる。
 募金活動は、JRA会員のレストラン経営者やレストラン従業員、食品卸業者・製造会社などに会報や手紙、Eメールで呼び掛けた。チェーンメールとなって業界全体に支援の輪は広まり「会員でない店や従業員からも寄付が寄せられた」と波多野会長は喜ぶ。
 半田会頭は、JRAの募金活動について「業界でまとまってやっていて行動力がある。他では見られず、大したもの」と称賛。日本食の普及活動については、「長い伝統から培われた確かな技術を持って伝えている。どんどん広めてもらいたい」と希望。「日本食は世界3大料理、または5大料理に入ると思う。頑張ってほしい」と、エールを送った。
 波多野会長によると、板前は被災地である東北地方の出身者が多いという。その理由を「板場(板前)は我慢が必要な仕事で、東北の人は耐え忍んで辞めずに頑張る人が多い」と説明。今回の寄付者も東北出身が多いといい「ふるさとを思う気持ちの表れだろう」と話した。
 JRAは、毎年催すゴルフ大会(7月11日、カリフォルニアCC)と日本食の祭典(11月13日、キョウト・グランドホテル)の収益の一部を義援金とすることを決めている。波多野会長は「われわれにできる限りのことをしていきたい」と、継続した支援の意向を示した。【永田潤、写真も】

Share.

Leave A Reply