TN州ミシシッピ川増水:1300世帯以上が避難

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 4月に発生した豪雨の影響により、テネシー州メンフィスでミシシッピ川の水位が上昇。全米気象サービスは9日正午の時点で、同日夜には水位が48フィート(約14・6メートル)近くまで上がると予測し、メンフィスのワトソン市長は住民に避難を呼びかけた。 
 全米気象サービスは当初、水位の上昇は10日に起こると予想していたが、これを1日早めたため、住民は迅速な避難が求められた。
 過去最悪の洪水被害をもたらしたのは、1937年に起こった洪水で、48・7フィート(14・8メートル)の水位上昇を記録。500人が犠牲となり、2000万エーカーが冠水した。
 過去の教訓を踏まえ、自治体はテレビやオンラインで注意を喚起するだけでなく、低地にある住宅を一軒ずつ回り避難を勧告。これまでに1300世帯以上が避難し、370人が4つの避難所で待機している。
 これまでにケンタッキー州とテネシー州北西部は大きな被害を免れたが、ミシシッピデルタと呼ばれるテネシーやアーカンソー、ミシシッピ、ルイジアナなどの各州にまたがる地域の南方では、ミシシッピ川と支流の流れをせき止める処置が行われたにも関わらず、事態は悪化。ミシシッピ川の上流の一部では、大雨と雪解け水の影響で、すでに過去最高水位に達しているという。  

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