「なでしこ」の熱い夏

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 女子サッカーワールドカップでの「なでしこジャパン」の優勝は、大震災後の落ち込んでいた空気を明るいものにしてくれた。
 決勝戦での勝ち方がすごかった。先制点を取られたら取り返す。2ゴール目でアメリカは勝ちを信じたと思う。まさかぎりぎりの時間に追いつかれるとは予想しなかったと思う。そんな中での同点ゴールは決勝ゴールだと思った。
 日本中、外国にいる日本人・日系人をも巻き込んで歓喜させた「なでしこジャパン」の優勝に対する、パレードや国民栄誉賞の対応の遅さにはがっかりした。
 一方、なかなか知名度が得られない、女子プロアメリカンフットボールで、「一人なでしこ」を称している鈴木弘子選手が所属するチーム、クウェイクがサッカー決勝戦の前夜に西地区優勝を決めた。この時、なでしこジャパンの勝ちが頭をよぎった。一人なでしこが先陣を決め、露払いを務めたと思った。
 今週土曜日は全米チャンピオンをかけた試合がある。テキサスが会場で熱波が心配されるが、負けないでほしい。プロになって、チャンスがありそうでいてチャンピオンシップまでの道のりは遠かった。悲願の優勝を今年こそ実現してほしい! シーズン最終試合の勝ちも劇的だった。19―0で押されていた試合を第4クォーターの後半に逆転、粘りの勝利だった。テキサスまで応援に行きたいが、七夕祭りに向けて飾りの制作が追い込みに入っている。祈るのみ。
 女子サッカーのにわかファンが増えているという。あきらめない粘り強さは、どんな時でも頑張れば叶うという希望を与えたと思う。女子プロアメリカンフットボールもにわかファンでも増えたらいい。応援しに行こうという気持ちは元気を起こさせる。何かをしようとする意欲は元気の元だと思う。プロゴルファー宮里藍選手のエビアンマスターズでの優勝。なでしこ旋風は、復興の原動力になることでしょう。
 二世週祭、七夕祭りが目前です。日系コミュニティーも熱くなろう。まだ時間があります。自分の七夕飾りを作って盛り上げましょう! 完成したときの喜びを体験しませんか。その元気を被災地に届けましょう。【大石克子】

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