フレズノ郡教育長:自身の給与削減して教育予算に83万ドル

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 深刻な財政難に直面し教育関連予算の削減が行なわれているカリフォルニア州で、フレズノ郡教育委員会のラリー・パウエル教育長(63)が8月31日から自身の残りの任期3年間の給与を、現在の年間25万ドルから3万1020ドルに大幅削減することを申し出た。これにより同郡の教育関連予算に、3年間でおよそ83万ドルが組み入れられる。
 パウエル教育長は41年半、教育現場に携わってきた。「このことが少しでも生徒の役に立ち、教育現場の充実につながればと思い、妻にも相談し決断した」と答えた。
 同郡には356校の公立学校があり、19万5000人の生徒が通っているが、近年の度重なる教育関連予算の削減で、過去3年間で生徒1人当たりの予算がおよそ1600ドルから1900ドル削られている。
 同氏は特に幼稚園やアートプログラムの重要性を訴えており、追加予算分がこれらのプログラムに充てられることを希望している。
 パウエル氏の決断を受け、交流サイト「フェイスブック」の同氏のページには感謝の気持ちを述べたメッセージが多数寄せられている。「私は自分がヒーロだとは思わない。この決断は愛するコミュニティーへの恩返し」と同氏は述べた。 

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