三重県人会ピクニック:県や企業との関係強化、東京世界大会に参加へ

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食後のミニ運動会で白熱したドーナツ食い競争


会員らが前日から用意したバーベキュー


 南加三重県人会(太田勉会長、会員約100人)は21日、ブエナパークの公園で恒例のサマーピクニックを催した。青空の下、会場には来賓をはじめ多くの会員が集まり、バーベキューを満喫後、カラオケやミニ運動会などで親睦を深めた。
 今年で発足108年目を迎えた同会。太田会長は、10月に東京で開催される三重県人会の世界大会に参加を予定しており、国内のみならず、来年創立100周年を迎えるブラジルや、ペルー、ドイツなど各国の県人会と横のつながりを強めたいとしている。
 太田会長は、36歳で日本国内最年少の知事に就任した鈴木英敬・三重県知事との面会も予定しており、県庁と県人会の今後のあり方について話し合うという。特に、海外進出を目指している三重県の企業の受け皿的役割などを県人会として買って出たいと述べ、「せっかく世界にも三重県出身でビジネスの経験や海外生活を積んだ人がたくさんいるのだから、いい意味でわれわれをもっと利用してほしい」と訴えた。
 同会は、県人会と三重県の若者の交流を目的とした「高山ユース・エクスチェンジプログラム」を2006年から実施していたが、発起人で資金提供者の高山成夫さんがおととし他界、その後事業は中止されたままとなっている。これを受け太田会長は、「知事には、青少年文化交流再開の必要性も強く訴えてきたい」と述べ、100年以上にわたり続いた同会の歴史の火を消さず、次世代にも伝え広めていきたいと話した。
 この日はまた、今年1月に発足した「ニューヨーク三重県人会」(斉藤忠志会長、会員35人)から伊藤浩宣さんがピクニックに参加。同会も、①会員同士の交流②三重県とニューヨークをつなぐ懸け橋、サポートの役割―を会の目的に掲げており、この日は「先輩」南加三重県人会と交流するとともに、「今後の県人会のあり方」についても語っていた。

老若男女が参加したサッカーゲーム


 ピクニックの会場では、筒井完一郎さんが鈴木知事からのメッセージを代読。知事は、東日本大震災発生後、「皆さまはいち早く救援募金活動をされ、他県人会の方々と協力して被災地に届けられた」と感謝の言葉を述べ、「これも、ひとえに長年にわたりアメリカにて苦難と努力の歴史を歩んでこられ、苦しい時の助け合いがいかに大切なものであるかを、身をもって体験された皆さまだからこそ」と称賛した。
 会員らが前日から準備をしたバーベキューに加え、この日は三重県津市に本社を置く「井村屋グループ株式会社」の現地法人「井村屋USA」から、佐野高史さんと中嶋紀彰さんがピクニックに参加。昨年11月にオープンしたアーバイン新工場で作った3種類の大福餅を振る舞い、会員らは懐かしい井村屋自慢の小豆を堪能した。
 食後は、伊藤光子さんらによるカラオケやミニ運動会で盛り上がり、老若男女ともに楽しいひとときを過ごした。  【中村良子、写真も】

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