加州、高校中退5人に1人:アフリカ系生徒の卒業率は57%

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 カリフォルニア州教育局はこのほど、2010年度の加州各地域の高校生の退学率をまとめた統計結果を発表した。調査によると、加州全体ではおよそ5人に1人、18・2%が9年生から12年生にかけていずれかの学年で退学していることが分かった。ロサンゼルス郡の高校生の退学率は州の統計より高い20・3%だった。
 これまでの統計では各学校が独自に退学者の人数を数えて州に報告する形態がとられていたため、信ぴょう性に欠けるとの批判が相次いでいた。このため今回はCALPADSという新たなシステムが導入され、06年から07年にかけての年度に9年生になった学生の退学、編入、復学も把握する方法がとられ、より正確な調査が行われた。
 卒業率をみると、ロサンゼルス郡では06年から07年に9年生だった学生13万3824人のうち71・2%が卒業。加州全体では74・4%だった。オレンジ郡の卒業率は81・7%、退学率は14%だった。
 ロサンゼルス統一学校区(LAUSD)では、06年から07年に9年生だった学生4万3605人のうち64・2%が卒業、退学率は26・1%。
 サウスベイ地区の学校はどこも退学率の低下がみられたが、トーレンス学校区では08年から09年にかけて3・6%だった退学率が、09年から10年にかけては3・7%とわずかに上昇した。
 卒業率と退学率を人種別でみると、アフリカ系アメリカ人の卒業率は57・6%、退学率は31・3%。アジア系の卒業率は92・5%、退学率は5・1%。中南米系の卒業率は66・8%、退学率は23・1%。白人の卒業率は82・6%。退学率は12・2%となり、アジア系がもっとも卒業率が高く、退学率が低いことが統計により明らかになった。
  

 

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