福島県人会ピクニック:「まげでたまっか!」故郷への支援継続誓う

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恒例のピクニックに集まった南加福島県人会の会員と来賓者ら


福島県復興支援の一環で制作したTシャツ


 南加福島県人会(マイク・紙本会長、会員120家族)は7月17日、恒例のピクニックをブエナパークのジョージ・ベリス公園で催した。青空が広がる会場には、会員ら約90人が集まり、互いの親睦を深めるとともに、東日本大震災の復興に励む故郷の支援継続を誓った。
 ピクニックでは、先亡者や震災の被災者を思い黙とうが捧げられた。あいさつに立った紙本会長は、集まった義援金5万6690ドル22セントを7月9日、ユニオンバンク・南ガーデナ支店から東邦銀行にある福島県庁の災害対策本部の口座へ全額送金したことをあらためて報告。会員のみならず、日系、米系など多くのコミュニティーからの支援や励ましに感謝の言葉を述べた。
 故郷への長期支援を約束する同会では、月例ミーティングで支援活動第二弾としてTシャツ作りの案が上がり、義援金集めの一環として550枚制作した。「被災者とともに団結し、復興に向けて前に進もう」との気持ちから、Tシャツの背中には福島の言葉で「負けてたまるか」という意味の「まげでたまっか」というメッセージに、大きな字で「福島」と入っている。
 デザインは、紙本会長の娘さんの聖子(しょうこ)さんが担当。7歳から明藤書道会に通っており、毎日書道展に3回の入撰経験を誇る腕前で、心を込めて「福島」と書いた。

剣道のデモンストレーションを行う星さん(左)と紙本さん


 Tシャツに値段は付けず、寄付金として購入者の気持ちを受け取っている。県人会は、在庫がなくなり次第、売り上げから経費を差し引いた額をユニオンバンクを通じ、福島県庁の災害対策本部へ送金する予定だ。
 また、北米福島県人会との友好親善を目的とし、県庁が2009年から行っている「北米福島県子弟受け入れホームステイ事業」は、震災の影響で今年はキャンセルとなった。同事業では、北米福島県子弟が「故郷」でホームステイをしながら温泉や郷土料理、村夏祭りや地元小学生との交流を通じ、自身のルーツを学んでもらう内容。
 17日に行われたピクニックでは、バーベキューや手作り料理、国府田ファームのもち米を使った赤飯、漬け物などを囲み、夏のひとときを満喫した。食後は、星峰男元会長と紙本智子さんによる剣道のデモンストレーションをはじめ、尺八の演奏などが披露された他、ミニ運動会も行われた。
 福島県人会についておよびTシャツの購入希望者は紙本会長まで、電話310・387・5677。メールは― [email protected]
【中村良子】

食後のミニ運動会で水風船投げを楽しむ会員ら

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