静岡県人会ピクニック: ラジオ体操やゲームで親睦、会長と婦人会長の回復願う

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会員の健康維持のため毎年行なっているラジオ体操

南加静岡県人会(江河正晴会長、会員190家族)は7日、ブエナパークのジョージ・ベリス公園で夏のピクニックを開催した。およそ100人の会員が集まる中、テーブル一面に並べられた手作りの食事に舌鼓を打ちつつ、恒例のラジオ体操やカラオケ、子どもたちのためのスイカ割り、名物の推測ゲームなどを楽しみ親睦を深めた。
 同県人会を創設し支えてきた先人と東日本大震災の犠牲者への黙とうからピクニックは始まった。来賓としてあいさつに立った南加県人会協議会の比嘉朝儀会長は「富士山、茶、わさびなど日本一が多い静岡県は美男美女も多く日本一!」と述べると会場は大いに沸き、明るい笑い声に包まれた。
 今年のピクニックは江河会長と柴洋子婦人会長が病気のため欠席というアクシデントに見舞われる中、2人を気遣う会員らの温かい気持ちに満ち溢れ、カラオケ大会では2人の回復を願いエールを送る参加者の姿が目立った。
 

会員が持参した手作りの料理がテーブル一面に並んだ

3回目のピクニック参加となったロングビーチ在住の黒田粧子さんは、在米およそ10年だが「故郷を忘れたくない」という思いから県人会のイベントに参加しているという。2児の母でもあり「おじいちゃん、おばあちゃん世代の方々が多いが、みんな本当の孫のように子どもたちを可愛がってくれる」と語り「いずれ自分もメンバーのひとりとして会を支えていけたらと思う」と温かく迎え入れてくれる会員に感謝の気持ちを示していた。
 ノースリッジ在住の帰米2世のカナメ・イナバさんと妻の久利代さんは10年以上同県人会のピクニックに参加している。カナメさんの両親は海の幸の宝庫である伊豆市東伊豆町の出身。高校生まで伊豆で過ごしたカナメさんは美しい伊豆の風景を今も愛し、毎年欠かさず年に1度必ず故郷に帰るという。「伊豆の海は美しく山の景色も素晴らしい」と静岡県の良さを振り返った。
 幹事の桜田ジェーンさんは、同県人会も高齢化が進んでいることに触れ、「今後はもっと若い人の参加も増えたらいい」と若者の積極的な参加を呼び掛けた。
 毎年飾られる垂れ幕には駿河湾とその後ろには雄大にそびえ立つ富士山の絵が描かれ、ピクニックの成功と江河会長、柴婦人会長の1日も早い回復を願い見守っているかのようだった。【追記=柴洋子婦人会長は10日夜、薬効かいなくアナハイム市の自宅で死去いたしました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます】【吉田純子、写真も】

富士山が描かれた垂れ幕を背景に参加者全員で記念撮影

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