LA市議会、スタジアム建設案承認:16年にNFLゲーム観戦可能か

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 アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(AEG)が総工費12億ドルをかけて計画しているロサンゼルス・ダウンタウンのフットボール・スタジアム建設案が9日、ロサンゼルス市議会で賛成12票、反対0票で承認された。
 計画にはロサンゼルス・ダウンタウンにあるコンベンションセンターの築40年になる西ホールを取り壊し移転することも含まれる。AEG社は同じくダウンタウンにあり同社が所有するLAライブとステープルセンターとも隣接したスタジアム建設を計画しており、2016年のフットボールシーズンの開幕までには工事を終了させたいとしている。
 総集客数7万2000人の新たな巨大スタジアムの名前は「ファーマーズ・フィールド」。同計画では6000人以上の正規雇用と1万4000人の仮雇用の創出が見込まれている。
 13年に行なわれるロサンゼルス市長選に立候補を予定しているジャン・ペリー市議は「ロサンゼルスにフットボールを再びもたらし、同市の未来にとって素晴らしいプロジェクトになる」と計画を支持。「もっとも重要なことは、雇用創出にもつながることだ」と述べた。市議会による合意は、「民間からの投資でコンベンションセンターの近代化を図り、公共の資金は利用しないことを保証するといった内容も含まれている」と同市議は言及した。
 多くの労働者やビジネスリーダーらも建設計画を支持。市議会による承認を心待ちにしていた。
 LA市議会で承認されたことにより、AEG社のスタジアム計画は本格的に動き出す。今後は財政面の調整や、現在作成中の地域社会や環境への影響をまとめた建設草案の完了に向け最終段階に入る。また同社はロサンゼルスにフットボールチームを誘致するためNFL(National Football League)との交渉進展も図る。スタジアムのほか、新たに2カ所の駐車場建設も予定されている。
 ロサンゼルスにはかつてフットボールチーム「ラムズ」があったが、オーナーのジョージア・フロンティアが1994年にチームをセントルイスに移転させて以来、フットボールチームを抱えていない状態が続いていた。  

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