カンタロープメロンで死者8人:リステリア菌汚染

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 リステリア菌に汚染されたカンタロープメロンが全米14州で確認され、これまでに8人が死亡、55人が中毒症状を訴えている。また感染の勢いはさらに拡大し、カリフォルニア州でも感染者が報告された。
 リステリア菌汚染が確認されたのはカリフォルニア州をはじめ、コロラド、イリノイ、インディアナ、メリーランド、モンタナ、ネブラスカ、ニューメキシコ、オクラホマ、テキサス、バージニア、ウエストバージニア、ウィスコンシン、ワイオミングの計14州。もっとも感染者数が多かったのはコロラド州の14人、続いてニューメキシコ州の10人、テキサス州9人、オクラホマ州で8人が報告された。
 感染による死亡者数はニューメキシコ州で4人、コロラド州で2人、オクラホマ州で1人、メリーランド州で1人となっている。
 今回の8人という死亡者数は、3年前に9人の死者が出たピーナッツのサルモネラ菌汚染事件以来。全米疾患対策センター(CDC)によると、被害は今後さらに増える恐れがあるとしている。
 食品医薬品局(FDA)はコロラド州ホーリーにある農場、Jensen Farmsから生産されデンバー地区の食料品店に出荷されたメロンと、同農場の箱詰め作業施設の検査を実施、サンプルからリステリア菌を検出した。
 同農場は現在7月29日から9月10日までにイリノイ、ワイオミング、テネシー、ユタ、テキサス、コロラド、ミネソタ、カンザス、ニューメキシコ、ノースカロライナ、ミズーリ、ネブラスカ、オクラホマ、アリゾナ、ニュージャージー、ニューヨーク、ペンシルベニアの計17州に出荷したブランド「Rocky Ford Cantaloupe」の自主回収を行っている。また独自に専門家を雇い原因究明に急いでいるという。
 リコール対象商品は「Colorado Grown」、「Distributed by Frontera Produce」、「Jensenfarms.com」、もしくは「Sweet Rocky Fords」とラベル表記されているもので、すべてにスティッカーが貼られている訳ではないという。
 リステリア菌に汚染された食品を食べると、生命にも危険を及ぼすリステリア症を引き起こし、発熱や倦怠感、筋肉痛、頭痛、嘔吐などの症状が表れる。健康な成人への発症率は低いが、妊娠中の女性や60歳以上の高齢者、免疫抑制治療を行っている人、慢性疾患があり免疫機能が低下している人は注意が必要だという。
 また妊婦が感染した場合は、早産や死産をまねく危険性もあるため、当局は注意を呼び掛けている。  

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