バンカメのデビットカード:月5ドルの手数料導入へ

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 金融大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)は29日、デビットカード手数料の導入を計画していることを明らかにした。来年初めからデビットカードで買い物をした顧客から月5ドルを徴収する予定で、現金自動預払機(ATM)利用のみの顧客からは徴収しない方針。
 米国では、金融危機後の規制改革により、顧客がカードを利用した店から金融機関が徴収する手数料に上限が設けられることになるなど、金融機関は収益面で大きな打撃を受けることが見込まれている。
 このため、バンカメは顧客からの手数料収入を引き上げることで、こうした減収要因をカバーしたい考え。バンカメ以外にも、カード手数料を一部の州で導入したり、試験実施したりする金融機関もあり、新たな収益源の確保に向けた各社の模索が続いている。
 金融大手のチェイスとウェルズ・ファーゴでは一部地域で月3ドルのデビットカード手数料徴収を試験的に実施している。
 AP通信が今夏に行った世論調査によると、3分の2以上の消費者がクレジットカードよりも頻繁にデビットカードを利用していることが分かっており、月5ドルのデビットカード手数料が徴収されるようになった場合、66%の人はデビットカード以外の方法で買い物をすると答えた。
 消費者の中にはクレジットカードの利子を避けるため、常にデビットカードを利用する人も多く、今後は現金か小切手を利用すると答える消費者の声もある。
 バンカメはまず一部の州でカード手数料の徴収を行う予定で、どの州から実施するかはまだ決定していないという。  

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