ホットドッグ早食いコンテスト:小林選手、49本食べ圧勝-西海岸進出へ意欲

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2位のギルバート選手(右)に大差をつけ優勝した小林選手

 レイバーデーの休日の5日、ミッションビエホのショッピングモールでホットドッグ早食いコンテストが行なわれ、同競技のパイオニアであるフードファイター小林尊選手が出場し10分間で、49本のホットドッグを食べ圧勝した。
 今年の大会は、まだ3回目の開催と歴史は浅いが西海岸最大の大会であるだけに名だたる選手が参加した。しかし、どの選手も記録が伸びず苦しむ中、この大会初参加の小林は、最後までペースを落とすことなく、2位のトーマス・ギルバート選手に20本の大差をつけを飾り、先駆者の貫録を見せつけた。
 小林はこの日の戦いを振り返り「世界記録が更新できず、残念。調子はあまり良くなかったが、ベストを尽くした結果に満足している」と語った。

ファンの声援に応えチャンピオンベルトを披露する小林選手

 東海岸の大きな大会に出場するためにニューヨークを拠点に転戦する小林。今回で2度目という不慣れな西海岸でのコンテストについて「参加してみて、気候やファンの応援を見る限り、西海岸はこの種のコンテストにたいへん適していると感じた。今後もチャンスがあればどんどん参加したい」と述べ、西海岸進出へ意欲を見せた。
 この日観戦した約300人のファンは、9割以上が米国人だったが、ほぼ全員が母国の選手の応援を忘れ、テレビニュースや新聞、雑誌で取り上げられ有名な小林の豪快な食べっぷりに「コービー(KOBI)」などと大声援を送っていた。
 観衆の大歓声にチャンピオンベルトを高々と掲げ応えた小林。大会後は、サインや写真撮影に気さく応じて、ファンサービスに努めた。ABCやCBS、KTLAなどのテレビ局や新聞、雑誌など米主要メディアがインタビューし、大きく取り上げた。
 小林は、約100年の歴史を誇る独立記念日恒例のニューヨークのネイサンズホットドッグ選手権に2001年から連続参加。初出場で50本を食べて、当時の世界記録25本の記録を大幅に更新し「KOBAYASHI」の名を一躍、全米に知らしめた。その後は、同選手権で6連覇を果たし、王者の座を不動のものにしたが、昨年は主催者側との契約で折り合いがつかず出場を断念した。今年も同じ理由から参加を見合わせたものの、同日の同時刻に別会場でホットドッグの早食い競技に臨み、非公式ながら69本の世界記録を樹立し、存在感をアピールした。
 西海岸の大会に興味を示す小林は、来夏の二世週祭のギョーザ早食い競争の出場について「いいオファーがあれば」と前向きに考えており、伝統の祭りに新風を吹き込むことに期待が寄せられる。

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