世界一の少年野球チーム:優勝のご褒美、ドジャー球場訪問―憧れる大リーガーに「謁見」

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ケンプ選手(中央)と記念写真に納まる選手たち。ケンプ選手の左隣が高田君

 先月、ペンシルベニア州で開かれたリトルリーグ・ワールドシリーズの決勝で日本代表の静岡・浜松南を劇的なサヨナラの2―1で破り、初の世界制覇を果たしたカリフォルニア州代表のオーシャンビューのメンバー13人が22日、ドジャー球場を訪れた。優勝のご褒美にフィールドに招かれ、憧れの大リーガーに「謁見」し、将来の大きな夢を膨らませた。
 地元の英雄として紹介され、約3万7000人の観衆の喝采を浴びた世界一の野球少年たち。オレンジ郡が世界に誇る至宝だけに、今季MVPの呼び声高いケンプを筆頭にイーシア、ロニーなどドジャースのみならず対戦相手のジャイアンツの選手も少年たちの元を訪れ祝意を表した。

決め球の速球の球の握り方を披露する高田君

少年らはサインをもらい、記念写真に納まるなどし、感激の面持ちだった。内野守備を披露したり、観客からのリクエストに応えてサインするなどした「未来の大リーガー」たち。ラソーダ元監督からは、各人の名前と背番号が入ったドジャースのユニホームをプレゼントされ、入団した気分を味わっていた。
 チームの中には、中継ぎ投手として優勝に貢献した高田亮君(13)の姿も見られた。高田君は駐在員の父隆さんの仕事の関係で、テキサスで生まれ、5歳の時にハンティントンビーチに移り住み、7歳から野球を始めた。
 一変したという生活。「優勝してからとても忙しくなった」と高田君は語る。ディズニーランドと地元など計3回の優勝パレードを経験したほか、加州知事を表敬訪問、スポーツニュース、テレビのショー、新聞、雑誌、ラジオなど各メディアの取材で忙しい日々を過ごしたという。来年2月にはホワイトハウスを訪れ、オバマ大統領に優勝報告を行う予定。
 憧れる選手は、イチローとダルビッシュ、高橋尚成。「大リーガーになって、エンゼルスかドジャースでプレーしたい」と大きな夢を持つ。ドジャー球場の芝と土を踏みしめ「すごくきれい」。試合前の守備練習では三塁に就き、柔らかなグラブさばきでゴロを処理し、一塁送球では投手らしい強肩を披露した。練習を終えて「すごくおもしろかった。いい経験になった」と話し、スタンドからはドジャースに声援を送り、黒田の力投に刺激を受けた様子だった。【永田潤、写真も】

鉄壁の守備を披露する選手たち。写真上3枚が高田君


【写真左】ラソーダ元監督(左)と握手を交わす高田君【同右】高田君はドジャースのユニホームを披露した

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