全米日系人博物館:ヤノ館長が退職、全米規模で後任者探しへ

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このほど全米日系人博物館を退職したヤノ前館長兼CEO(写真=マリオ・レエス)


 全米日系人博物館(JANM)のアケミ・キクムラ・ヤノ館長は8月31日、24年間務めたJANMを退職した。これを受け同理事会は、ナンシー・アラキ氏とミヨコ・オシマ氏の2人を暫定共同事務局長に任命。今後、管理職専門人材あっせん会社「モリス&バーガー」を通じ、全米規模で後任者探しに取り組む。
 UCLAで人類学の博士号を取得したヤノ氏は、1987年にJANMで開催された展示会主事を務めて以来、アメリカ日系史を伝える「世話役」としてJANMでコミュニティーに従事してきた。
 2008年には、アイリーン・ヒラノ前館長の後任として同館長兼CEOに就任。国際日系リサーチプロジェクトやディスカバーニッケイのウェブサイト、またニュー・リーダーシップ諮問委員会など、数々の実績を残した。昨年12月には、JANMが最優秀博物館賞を受賞、同館の発展に大きく寄与した。
 JANMによると、長引く不景気の影響と、短期的な赤字解消のため、最大100人いた従業員を40人に削減するなど、過去数年は雇用やプログラムに大きな影響が出た。しかし現在は、新たな時代へ向け態勢が整っているといい、後任者探しに力を入れている。
【グエン・村中、中村良子】

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