復興支援ライブ、B’zとリンキンパークが共演:収益35万ドルを被災地に寄付

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復興支援ライブで共演した(左から)リンキンパークのマイク・シノダ、チェスター・ベニントン、B'zの稲葉浩志、松本孝弘。被災地の子どもたちにはランドセルが送られるという

 米国の6人組人気バンド、リンキンパークと日本のロックグループB’zが8月31日、ロサンゼルス・ダウンタウンにあるマヤンシアターで、東日本大震災の復興支援ライブを開催した。日米を代表する2グループが、力強い歌声と演奏とともに、海を隔てた地より日本の被災地にエールを送った。
 復興支援ライブは、リンキンパークのボーカル、チェスター・ベニントンが、被災者救済を目的に呼び掛けたもので、6月30日からインターネット上で500ドル以上を寄付するとライブチケットが2枚入手できるという募金活動を行った。ライブには約1000人が招待され、これまでに約35万ドルが集まった。 
 収益全額が国際援助団体「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」に寄付され、おもに被災した子どもたちの支援活動に使われるという。また寄付金額が最も多かった50人にはメンバーと会話する機会が設けられ、上位10人にはサイン入りの楽器がプレゼントされた。
 B’zとリンキンパークとの出会いは2009年。日本で開かれた野外ロックフェスティバル「サマーソニック」で共演し、それ以来親交があるという。今回、ライブの依頼を受け、1人でも多くの被災者の役に立ちたいとのリンキンパークの思いに賛同し、即承諾したという。
 リンキンパークのメンバーで日系3世のマイク・シノダは、多くのファンが募金活動に参加してくれたことに対し日本語で「アリガトウ」と述べ、「被災地では今も多くの人々が困難な生活を強いられている。これからも自分たちにできる形で継続的支援をしていきたい」と力を込めた。
 B’zのボーカル稲葉浩志は英語で、「リンキンパークのこうした活動が、被災地にいるファンをはじめ日本にいる多くの人々を勇気づけている」と語り、温かい支援に感謝の気持ちを表した。
 会場には日本から訪れたファンの姿もあり、京都府在住の川合登世子さんは今回の募金活動で1100ドルを寄付した。B’z、リンキンパークともにファンと語る川合さんは、自分が大好きなアーティストがこうしてチャリティーコンサートを開催したことに対し「両アーティストが協力して被災者への支援活動を展開し、とてもありがたい。勇気づけられる」と語り、ライブを楽しんだ。【吉田純子、写真も】

 

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