【ぴーぷる】山田孝之さん:役にこだわり続ける俳優

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「世界に誇る日本映画を作っていきたい」と語る山田孝之=11日、ハリウッドチャイニーズシアター

 ハリウッドで11日から3日間にわたり行われた初の日本映画祭「LA EigaFest」のオープニング作品「ミロクローゼ」(石橋義正監督)に出演した山田孝之が作品選びへのこだわり、そして自身の役者論を語った。
 同作は失恋した男が自分の元を去っていった女を追い求める3部構成のラブファンタジー。ダンスや立ち回りがふんだんに組み込まれる中、山田は1人3役を演じ、体力的にも、精神的にもこれまでにないほどに大変だったという。
 出演依頼がきた時はまさに「待ってました!」。同作の流れ、空気感、世界観に惚れ込んだ。
 撮影に入る前はダンスのレッスンを受け準備を重ねた。立ち回りはこれまでしたことはなかったが、ちょうど映画「13人の刺客」と撮影が重なり、「立ち回りの練習はそちらで十分にでき楽ができた」と笑顔をのぞかせる。
 同作で山田が演じた3役は外国人、浪人、愛の伝道師というまったく異なる役どころ。過酷な撮影になることは想定できたがむしろ「チャンスと思えた」という。「自分が成長しているか実感したことはないが、役者としてよりもむしろ人間として、何か新しいことを経験することは確実にスキルが身に付いている」と同作で得たものは大きい。
 「『日本映画は日本人が見るもの』という常識を変えていきたい」と語る山田は、作品選びに関しては自身が「面白い」と思えたもののみに出る。その枠は超大作映画から深夜ドラマまで幅広い。米メディアからも注目の俳優に選ばれ、今後の活躍に期待がかかるが自身はいたって冷静。「スターになる気はまったくない」と断言する。
 好きな俳優はレオナルド・ディカプリオ。「彼の役選びがたまらなく好き」
 あくまで役にこだわり、日本映画の普及に情熱を注ぐ。
【吉田純子、写真も】

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