新美潤総領事、日系社会が着任を祝福: 日本と南加地区の関係促進に意欲

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歓迎会の共催団体の代表者ら。(後列右から)竹花晴夫会頭、比嘉朝儀会長、木下浩一会長、トーマス・イイノ理事長、フランク・バックリーさん。前列がナンシー・ウー・ヒロモト会長

 10月8日に着任し、すでに当地の日系コミュニティーで本格的な活動を開始している新美潤在・ロサンゼルス総領事の着任歓迎会が22日、ロサンゼルス・ダウンタウンのキョウト・グランドホテルで行われた。

着任歓迎会の開催を受け謝意を述べる新美潤総領事

 米日カウンシル(トーマス・イイノ理事長)、日米協会(ナンシー・ウー・ヒロモト会長)、南カリフォルニア日系企業協会(JBA、木下浩一会長)、南加県人会協議会(比嘉朝儀会長)、南加日系商工会議所(竹花晴夫会頭)が共催となり、地元米系企業や日系諸団体からの代表者などおよそ200人が出席する中、新たな総領事を南カリフォルニアの気候のように温かく歓迎し、着任を祝福した。  
 KTLAのニュースアンカーで日本人の母とイタリア人の父を持つフランク・バックリーさんが司会を務め、「ようこそロサンゼルスへ」と総領事を歓迎。大学フットボールの宿命のライバル、南カリフォルニア大学(USC)対カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の試合に触れ、USC卒の同氏は「ぜひUSCを応援して下さい」と総領事に呼び掛け、ロサンゼルスらしいあいさつに会場は笑いに包まれた。
 式典の共催団体の代表者がそれぞれあいさつに立ち総領事の着任を祝福するとともに各団体の活動内容を紹介。

出席者一人ひとりとあいさつし歓迎を受ける新美総領事(左)

 17日に南加日系商工会議所の新会頭に就任した竹花晴夫氏は、ロサンゼルスには25万人の日系人がおり北米最大規模のコミュニティーであることに触れ、「日系社会のために時間を費やして頂きたい」と述べ、日系社会との積極的なコミュニケーションの維持に期待した。さらに人柄については「(総領事は)ジェントルマンで穏やか」とし、自身も17日に会頭に就任し「お互い新しい者同士なので協力して頑張っていきたい」と語り、自身の抱負とした。
 南加県人会協議会の比嘉朝儀会長は「着任からおよそ1カ月半の間に7つの行事で総領事とお会いしたが、大変気さくで親しみやすい方」と人物像を評価。「日系社会の一層の発展のため、共に歩み寄り協力していきたい」とした。
 歓迎を受け新美総領事は「私のためにこれだけ多くの方々が来てくれたことに感激しており、今日は緊張した」と安心した様子で式典を振り返った。「着任してからまだ日も浅く公務も無我夢中。あと1カ月くらいしたら課題などが整理されてくるのでは」と現在の多忙な日々を垣間見せた。
 また今後の目標として、日本と南カリフォルニアの関係促進を図り、日系コミュニティーにどのように協力できるかに重点を置く構えを示した。
 その中で課題として掲げている「小東京の活性化計画」で、総領事館が州と市当局との橋渡しの役割を果たすこと、さらに日系企業と当局とのビジネス関係の側面支援をしていくことの2つをポイントとして挙げ、今後着手していきたいと力を込めた。【吉田純子、写真も】

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