6日にドジャー球場で「ウォーク募金」:若年糖尿病研究基金が主催

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 14歳のベン・バックリーさんの朝は、指に小さな針を刺し、血糖値を測ることから始まる。同じように朝を迎える人は、全米に約300万人いるといわれている。

フランク・バックリーさんと息子のベンさん


 KTLA局のアンカー、フランク・バックリーさんの長男、ベンさんが1型糖尿病(若年糖尿病)と診断されたのは、3年前の定期健診でのことだった。フランクさんは、「(診断から)最初の数カ月間、妻と私は息子の病気について涙なくして話ができなかった。息子がこんなに辛い経験をしなければならないなんて、耐えられなかった」と振り返る。
 ベンさんの診断以来、フランクさんは1型糖尿病への理解と認識をさらに高めようと、積極的に若年性糖尿病研究基金(JDRF)などの活動に参加してきた。JDRFは6日(日)午前11時から、ウォーク募金「Walk to Cure Diabetes」をドジャー球場で催す。バックリーさん一家も参加する。
 1型糖尿病は自己免疫疾患として知られ、体の免疫システムがすい臓にあるインスリンを分泌する細胞を攻撃し、破壊してしまうことから、血中の糖が異常に増え、さまざまな合併症を引き起こす病気。肥満や運動不足などが原因で発病する2型糖尿病とは異なり、原因は分かっていない。しかし専門家らは、遺伝的要素と環境要因の両方によるとの見方を示している。
 現在のところ治療薬などはなく、インスリン療法による血糖値の管理を行わなければならない。JDRFによると、現在1型糖尿病患者は全米に約300万人いるとされ、若者のみならずどの年齢の人にも発症することが分かっている。また、原因が不明のため、突然診断されることがほとんどという。 
 ベンさんは、毎日食事の前に摂取できる炭水化物の量を計算し、適量のインスリンを注射する。少しでも量を間違えば、体調を崩してしまうだけでなく、最悪の場合、命にかかわることもある。
 6日に行われる5Kウォークはドジャー球場をはじめ、サンタバーバラ、ベーカーズフィールド、フレスノでも行われる。参加登録は午前8時に始まり、ウォークは午前11時開始。詳細はJDRFまで、電話213・233・9901。ホームページは―
 www.jdrfla.org/
 ベンさんのチームへの参加は―
 www.ktla.com/community/jdrf/
【グエン・村中、中村良子】

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