高速鉄道計画に暗雲:加州有権者の54%が反対

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 フィールド社が6日に発表した世論調査結果によると、2008年の住民投票で承認されたカリフォルニア州の高速鉄道計画について、有権者登録をした加州住民のおよそ3分の2(64%)が再度、住民投票が行われることを希望し、再び投票が行われた場合は54%が同計画に反対票に投じると答えたことが分かった。
 08年11月に行われた住民投票では90億ドルの公債発行も承認され、計画は大きく前進。当時の世論調査では53%が賛成、37%が反対、10%がどちらでもないと答えていた。
 しかし、ロサンゼルスとサンフランシスコ間の520マイルを南北に結ぶ鉄道計画の総工費は、当初予定していた予算の3倍にあたる980億ドルにまで膨れ上がり、完成予定が26年から33年まで延長されるなど、当初の予定が大きく変更されたことが計画への反対要因になったとみられる。
 同じく行われた政治や行政に関する世論調査を専門に行うニューポートビーチのプロボルスキー・リサーチ社の調査結果によると、再度住民投票が行われた場合、62・4%が反対すると答えている。
 どちらの世論調査も加州の高速鉄道当局が発表した調査結果とは異なっている。当局によると加州住民の76%が同計画に賛成し、うち34%が可能な限り急速にプロジェクトが進行することを望むと答えていると発表している。 

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