LA反格差デモ:占拠運動の次の拠点を模索

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 ロサンゼルス市庁舎前で反格差社会抗議運動を行い、テント生活を続けていたデモ隊291人が逮捕された強制排除から一夜明けた1日、デモ隊は早くも次の占拠運動の拠点を見つけたようだ。
 ロサンゼルスでの抗議デモの代表者は11月30日、「われわれは決して政治的権力や圧力に屈しない」と各地に散らばった同志に呼び掛け、今後は銀行や銀行の幹部宅前、富裕層が集まるゴルフコースなどで抗議運動を行うと発表した。
 同日夜には逮捕を免れたおよそ100人のデモ隊が再びロサンゼルス市庁舎前に集結。ダウンタウンのパーシングスクエアから市庁舎まで抗議行進を行った。
 全米弁護士協会は、30日早朝の強制排除で逮捕されたデモ隊の早急な釈放を呼び掛けているが、検察当局は2日、強制排除の際に警察官に暴力をふるった容疑で19人に対し刑事訴訟を起こした。
 またロサンゼルス市警察(LAPD)は、逮捕者の年齢や人種をまとめた統計を発表した。それによると逮捕された291人のうち大多数が白人男性であることが分かった。また、その多くが地元ロサンゼルス在住で、逮捕者のうち20人がニューヨークやジョージア州など加州以外の地域から参加していた。100人が無職で、他は俳優や建築家、バリスタ、ピザ配達人、詩人、タクシードライバーなどの職業に就いていた。
 全体の平均年齢は26歳で、うち48人が21歳以下。最高齢はハイランドパーク在住の79歳の女性だった。  【吉田純子】

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