南加日商2012年度新役員就任式:竹花晴夫さんが新会頭、会員増と財政改善目指す

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ジョージ・ナカノ元加州下院議員(左から2人目)による2012年度役員就任式


半田前会頭から木槌を手渡される竹花新会頭(左)


 南加日系商工会議所は22日、2012年度新役員就任式をアルハンブラのゴルフ場「アルマンサー・コート」で催した。在ロサンゼルス日本国総領事館から新美潤総領事をはじめ、日系諸団体の代表者ら集まった約270人を前に、竹花晴夫新会頭および新役員16人の就任式が、ジョージ・ナカノ元加州下院議員の司式により盛大に行われた。
 24日に行われたオバマ大統領の一般教書演説よりひと足早く行われた就任あいさつで竹花会頭は、「オバマ大統領は国を、そして私は日商をより良くするために必要なことを話します」と述べ、2012年度の基本目標として、(1)会員増加(2)財政改善―の2点を掲げた。
 また、ビジネスの横のつながりを強化し、ネットワーク作りを推奨することを目的とした「ビジネスネットワーク」と「ビジネスミクスチャー」を新たに立ち上げたと発表。今後は、オレンジ郡との交流もさらに深め、日系人や若い世代の人とも協力し合い、日系社会の活性化につなげたいと抱負を述べた。
 竹花会頭はまた、過去3年間にわたり会頭を務めた半田俊夫前会頭について、「(日商の新会頭として)自分が行くところどこでも半田さんの話ばかりを耳にし、正直、彼がうらやましかった」とジョークを交えながらも、半田前会頭の献身的な活動に敬意を示し、感謝した。
 退任のあいさつに立った半田前会頭は、「多大な時間を必要とし、困難だが大変やりがいのある役割。自分の人生の中の重要な一部となった」と振り返り、支援者に感謝の言葉を述べた。また後任の竹花会頭と新役員を「最適任者」と紹介。会場の人々に引き続き支援を訴えた。
 半田前会頭は最後に、3年間にわたり陰で心身ともに支えてくれた俊子夫人に、「妻の支えなくしては成し遂げられなかった」と感謝の言葉を述べた。
 ステージ上では、半田前会頭から竹花新会頭に木槌が手渡され、竹花会頭率いる新体制の正式な船出を祝した。また、竹花由利子夫人からは、半田俊子夫人に花束が贈呈された。

コミュニティー功労団体賞と日系スピリット賞の受賞者。(右から)ビル・ワタナベさん、「Nanka Nikkei Voices」のイク・キリヤマさん、山口淑子さん、ジョイス・チンさん、左端は竹花会頭


 役員就任式ではまた、日系社会の発展に貢献した団体と個人を顕彰する「コミュニティー功労団体賞」「日系スピリット賞」の顕彰式も行われ、今年の団体賞は、南加日系社会の歴史を書き残した著書「The Japanese American Family」の著者である「Nanka Nikkei Voices」(委員=イク・キリヤマさん、編集者/委員長=キミヨ・イゲさん、ジェニー・クイダさん、マーサ・ナカガワさん、ナオミ・ヒラハラさん)が、またスピリット賞は、二世週祭で献身的なボランティア活動を続けるジョイス・チンさん、市民権教室やパイオニアセンターでのボランティア活動での功績が認められた山口淑子さん、リトル東京サービスセンターの所長として、またコミュニティーの一員として日系社会に貢献したビル・ワタナベさんの3人にそれぞれ贈呈された。
 祝辞を述べた新美潤総領事は、南加日系社会で重要な役割を果たす南加日系商工会議所の活動を称賛、東日本大震災発生後の迅速な支援活動をはじめ、歳末助け合い運動など数々の功績を挙げ、あらためてその貢献に感謝した。竹花新会頭指揮の下、今後も日商が日系社会のリーダーとして重要な役割を果たすと確信していると述べた。
 新役員は次の通り(敬称略)。▽会頭=竹花晴夫▽上級副会頭=青木義男、浜野好春、山城キティー▽副会頭=地頭所メリー、ウィリアム・ジョンソン、加藤竜、木下和孝、永山繁雄、大村智子、武田英一朗、山口マックス、山崎一郎、葉英禄▽書記=岡本雅夫▽会計=三好ハワード▽監査=柴グレース
【中村良子、写真も】

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