
寄付金を敬老の三宅代表(右から2人目)に手渡す日商の竹花会頭(左隣)。右はマック・宮崎実行委員長、左は柴邦雄同委員長
新年のあいさつに立った敬老シニアヘルスインクのショーン・三宅代表兼CEOは、敬老の支援にはコミュニティー全体の協力が必要であり、今までに多くの人から得たサポートに感謝、今後も継続した支援を願った。
3カ月前に当地に着任した新美総領事は、この日初めて敬老引退者ホームを訪れたといい、その充実した施設と、居住者の明るい笑顔に感銘を受けたと述べた。また、繁栄や健康のシンボルである龍にふさわしく、「居住者の皆さんにとってもいい年になりますように。また、龍のようにいつまでもお元気で」と祝辞を述べた。
南加日系商工会議所はこの日、昨年12月の3週間、小東京、ガーデナ、トーレンス、オレンジ郡の日系マーケット7店舗で日系諸団体と500人以上のボランティアの協力を得て行った「歳末助け合い募金運動」(マック・宮崎、柴邦雄・両実行委員長)で集まった寄付金総額9000ドルを敬老へ寄付した。

乾杯する敬老の居住者
食後は、藤村石水さんによる祝吟、坂東三津拡会による日本舞踊などが披露され、最後は新島ナンシーさんのピアノ伴奏に合わせ、「お正月の歌」を大合唱。居住者をはじめ、集まった来賓全員で新年を祝った。
【中村良子、写真も】