沖縄県人会新年会: 誇り忘れず伝統継承、700人が琉球芸能を満喫

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日系諸団体の代表者と呉屋会長(右から2人目)による鏡開き

 南加地区で最大規模の会員数を誇る北米沖縄県人会(呉屋君子会長)が15日、モンテベロ市のクワイエットキャノンで新年親睦会を開催した。日系諸団体の代表者や他県の県人会長、会員家族らおよそ700人が参加する中、同県人会が大切に守り抜く琉球芸能の舞台を楽しみながら、新年の幕開けを祝った。

第442連隊戦闘団の退役軍人の高嶺生順さん(左)と呉屋会長

 あいさつに立った呉屋会長は、言語、風土、文化の違いにも関わらず、強い精神力でさまざまな壁を乗り越えてきた先人らに感謝の気持ちを述べるとともに、「郷土に対する誇りを忘れず、ウチナーンチュ(沖縄の方言で『沖縄の人』)のバイタリティーで今年も会員同士の絆を深め、活動を盛り上げていきましょう」と会員らに呼び掛けた。
 県人会の活動に尽力し、もっとも活躍した会員に贈られる「ウーマン&マン・オブ・ザ・イヤー」の表彰式も行われ、2012年度は照屋勝子さんと、山内浩さんが選ばれ、表彰状授与式が行われた。
 理事会メンバーによる宣誓では、全員が同県人会の発展のため、今後も尽力していくことを誓い合った。
 ゲストらによる鏡開きも行われ、今年の干支である辰年生まれの年女、年男も舞台に集まり乾杯の音頭をとった。
 今年の新年会には第二次世界大戦の激戦地で偉大なる功績を残し、米国史上もっとも多くの勲章を受章した第442連隊戦闘団の退役軍人で、同県人会員の高嶺生順さんも参加。
高嶺さんは昨年11月に首都ワシントンで行われたオバマ大統領による日系人部隊への「議会金メダル」授与式にも出席している。この日は感謝の意を表しレイの贈呈が行われ、参加者一同は拍手で同氏のこれまでの功績と勇気をたたえた。
 新年会では20代、30代の日系4世、5世の会員およそ20人がボランティアとして積極的に新年会をサポート。昼食後は、同県人会の芸能部とゲストによるエンターテインメントが披露され、琉球舞踊や民謡、太鼓、空手、フラダンスなど力の入った舞台が参加者を魅了し、琉球文化一色に染まった華やかな新年会となった。 【吉田純子、写真も】

会員による沖縄舞踊のパフォーマンス

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