LA市議会区:再編成で市民の意見募る、人口増で第9区は縮小へ

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 人口の変化に伴い、10年ごとに実施される市議会区境界線の再編成がロサンゼルス市内で今年、行われる。再編成委員会では現在、各コミュニティーや市民から再編成に関するアイデアや意見、要望を求めている。

現在のロサンゼルス市議会区(ロサンゼルス市議会提供)


 市議会区境界線は、区を代表する市議選出に大きくかかわってくることから、各15区の人口数がほぼ均等になるよう10年ごとに再編成する必要がある。ロサンゼルス市議会内に設けられた再編成委員会は、現在集めている市民の意見を元に今月末までにドラフトを作成し、公聴会を経て3月に最終計画を発表する予定。
 ロサンゼルスに全15ある市議会区のうち、過去10年間に人口増がみられたのは、小東京を含む第9区(3・4%増)をはじめ、ウッドランドヒルズやカノガパークを含む第3区(8・8%増)、ベルエアやセンチュリーシティを含む第5区(6・3%増)、シャーマンオークスやバンナイスを含む第2区(5・0%増)など。
 一方過去10年間で人口減となったのは、ハリウッドやエコパークを含む第13区(10・4%減)をはじめ、ボイルハイツやイーグルロックを含む第14区(8・0%減)、チャイナタウンやリンカーンハイツを含む第1区(7・8%減)、クレンショーやラシエネガハイツを含む第10区(4・9%減)などとなっている。
 市議会区境界線は、それぞれの区の人口がほぼ均等になるよう区分けされるため、人口増となった第9区は一部を失うことになる。第9区の一部は人口減となった第1区や14区に囲まれており、どちらかの区に一部を移される可能性が出てきた。

4日に開かれた記者会見で再編成について説明する同委員会のデービッド・ロバーツ委員(写真=グエン・村中)


 昨年12月10日に行われた公聴会では、小東京を代表しリトル東京サービスセンターのビル・ワタナベ所長やセンテナリー合同教会のマーク・中川牧師、全米日系人博物館のクリス・駒井広報担当、ロサンゼルス市警察のテリー・ハラ副本部長らが、125年にわたり残されている歴史的なエスニック地区である小東京を現行のまま第9区に残し、複数の区に分けないよう訴えた。
 再編成委員会は、今月末のドラフト作成までの間、市民から意見を募っている。意見は電話や書状、メールで受け付けている。同委員会の電話番号は、213・922・7740。メールアドレスは―
 [email protected]
 その他公聴会の詳細や意見書状のダウンロードはホームページで―
 www.redistricting2011.lacity.org
【中村良子】

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