UCLA:日本庭園の売却を検討、地元民は反発、31日に集会

0

 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)はこのほど、ベルエアの「UCLAハンナ・カーター日本庭園」と、これに隣接する邸宅の売却を発表した。大学の発表を受け地元住民や庭園保存協会らは強く反発、解決策を探るべく31日(火)午後5時から、ベルエアの「コミュニティー・マグネット・チャータースクール」(11301 Bellagio Rd.)で集会を開く。
 同庭園は、元カリフォルニア大学機構理事のエドワード・W・カーター氏とハンナ夫人から寄付され、同氏と大学側は1964年に「UCLAは同庭園を永久に管理する」との同意書を交わしている。82年には、庭園に隣接した邸宅の売却に関しては、「売り上げを指定の寄付基金と教授の職に供給すること」で同意した。カーター氏は96年、またハンナ夫人は2009年に死去した。
 大学側は売却の理由を、近年の大幅な予算削減により庭園の維持が困難になったとし、夫人の死去1年後、アラメダ郡上級裁に「状況が変わり、庭園維持は不可能」と訴え、「永久に管理する」という同意内容の変更を申請、同裁はこれを認めた。
 同庭園は約半世紀にわたり、学生や教授のみならず、地元住民や世界各国からの訪問者を魅了してきたことから、地元民や庭園保存協会らが売却に強く反発、解決策を探っている。【中村良子】

Share.

Leave A Reply