2016年オープンを目指す「ロサンゼルス武道館」

 総額2200万ドルをかけ、小東京に建設予定の多目的スポーツ複合施設「ロサンゼルス武道館」(237~249 Los Angeles St.)事業に、加州公園・レクリエーション局から500万ドルの助成金が提供されることになった。リトル東京サービスセンター(LTSC)地域開発局が2日、発表した。
 LTSCは昨年8月、施設建設に必要な資金集めのための「キャピタル・キャンペーン」をキックオフし、現在までに200万ドルが調達された。1970年に同建設計画が持ち上がって以来、40年にわたる夢の実現へ向け、さらに前進することになる。
 助成金は、公園やレクリエーション施設の建設支援を目的とした提案84(2006年に住民投票で可決)により可能となった総額54億ドルの中から支給される。
 ロサンゼルス武道館は、総面積3万8000平方フィートの広さに、バスケットボールのコート4面やロッカールーム、コミュニティースペース、屋上ジョギングトラックや庭園、また150台収容可能な地下駐車場を備えた多目的スポーツ複合施設。土地を所有するロサンゼルス市とは昨年5月、年1ドルで50年の賃貸契約を結んだ。
 LTSCでは、来年6月までに資金集めを終了し、2014年に着工、16年夏のオープンを目指している。
 詳細はホームページで―
 www.budokanoflosangeles.com/
【中村良子】

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