グランドパーク夏にオープン:18本の桜植樹も

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「グランドパーク」の完成予想図


夏のオープンに向け工事が進む「グランドパーク」。左上にディズニーコンサートホールが見える=市庁舎27階展望台から6月1日に撮影。


 総額5400万ドルをかけ、ロサンゼルス・ダウンタウンの中心部に現在建設中の「グランドパーク」が今年の夏にオープンする。同公園を管理するロサンゼルス郡参事会と関係者が発表した。
 総面積12エーカーの広さを誇る同パークは、1街とテンプル通り間のグランドアベニューからスプリング通りの全4ブロックを有し、バンカーヒルと市庁舎の間に位置する。完成すれば、同地区内最大規模の公園となる。
 グロリア・モリナ郡参事によると、2000年から2010年の10年間に、ダウンタウンの人口は2万6000人から5万9000人と倍になり、住民から「もっと緑を」との声が上がっていた。
 公園事業は、グランドアベニュー周辺の再活性化を目的とした「グランドアベニュー・プロジェクト」の一部として2010年7月に着工。ここ数年の景気低迷から、高級コンドミニアムやアウトレット建設などその他の事業は計画の段階で行き詰まっているが、公園事業だけは着実に前進した。担当した開発業者「リレーテッド社」(本社、ニューヨーク)の加州支局によると、工事は今後1カ月以内に終了し夏にはオープンできるが、正式な日にちは未定という。
 全4ブロックにわたる公園内には、大小の芝地、噴水、庭園、園内を散策できるプロムナードや小道、公衆トイレ、複数言語で書かれた案内図や標識、イベントを開催できる広場などが設置される。
 また在ロサンゼルス日本総領事館によると、森林保護活動を行う非営利団体「アメリカン・フォレスツ」から寄贈される桜の苗木のうち、18本が同公園内に植樹されるという。今年は1912年に日本から首都ワシントンに桜の苗木が贈られてから100周年を迎え、全米各地で祝賀記念イベントが催されている。その一環として、「アメリカン・フォレスツ」は全米30都市で約2000本の桜を植樹すると発表している。
 公園の管理は郡参事会のほかにミュージックセンターが担当し、公園内で催す各種イベントはロサンゼルス郡パフォーミングアーツセンターが調整する。
 その他詳細はホームページで―
 http://grandpark.lacounty.gov/
【中村良子、写真も】

「グランドパーク」の完成予想図

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