調子を上げてきた日本選手

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 来月27日に開幕するロンドン五輪、世界各地で行われているサッカーワールドカップの最終予選では日本代表が2連勝するなど初夏を迎え、スポーツが今、おもしろい。その中で、われわれにとって身近なものは、毎日試合がある大リーグだろう。そしてやはり、調子を上げてきた日本人選手に熱い視線が注がれる。
 一番の注目は、なんといってもダルビッシュだ。日本屈指の好投手は、デビュー戦で、不甲斐ない内容で心配させたが、徐々に本来の実力を取り戻した。勝ち星を重ね、オールスター戦の先発投手などと、呼び声が高かったが、ここにきて連敗し少し不安。ぜひ、オールスターという晴れの舞台で投げる勇姿を拝んでみたい。出るには、もう一踏ん張り必要だ。
 今週、イチローがアナハイム遠征に来たので見に行った。イチローのあまりの変わりようにびっくりしたのは、プレーではなく笑顔だ。今までは、好打、好走、攻守を披露しても、当たり前のように表情をほとんど変えず、淡々と役割をこなしていた。だが、ダッグアウトではニコニコしている。これまでの1人、ベンチにゆっくりと腰掛ける姿はなく、一番前で身を乗り出して試合を見ている。その横には、今季加入した川崎がいる。
 川崎はイチローを崇拝し、イチローの後を追って入団した。試合ではなかなか、使ってもらえないが、ムードメーカーとなり、チームの勝利を陰で支えている。イチローがアナハイムでの3戦目まで不調(20打数無安打)だったにもかかわらず、笑っていたのは川崎の影響だ。2人は打撃の技術論を語り合い、川崎はイチローの悩みを聞くらしく、いい関係である。
 1年前に右ひじの手術を受けた松坂が9日の今日、いよいよマウンドに戻って来る。メジャー復帰戦をホームランで飾った松井は、チーム事情で、一塁の守備にも挑むよう。青木は少ない出場機会を生かし、懸命のプレーでアピールし結果を残した。サヨナラホームランを放つなど、レギュラーの座を取る寸前である。持ち前の勝負強さは健在で、ますますの活躍を期待してもいい。
 日本選手は、ここで紹介できないほど、まだまだいる。みんな頑張ってもらいたい。【永田 潤】

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