木原静玉さん:「八十路のひとり言」出版

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娘のローズさん(中央)と孫のレイチェルさんに花束をもらい、集まった人々に感謝の言葉を述べる木原さん(右)


「八十路のひとり言」を出版した木原さん


 ガーデナで押絵や手芸を指導する手芸家の木原静玉さんがこのほど、79年間の人生を振り返る自叙伝「八十路のひとり言」を出版し、5日、記念祝賀会をガーデナのミヤコ・ハイブリッドホテルで盛大に催した。
 会場には、木原さんの家族や長年の友人、また押絵や手芸教室の生徒ら約90人が集まり、木原さんの「波乱万丈で無鉄砲」な人生を和気あいあいと振り返った。
 「八十路のひとり言」は、全8章、206ページから構成され、自身の生い立ち、父親との関係、一回目の結婚、子育て、故木原静胤氏との出会い、夫婦愛、静胤氏の教え、韓流スター、イ・ビョンホンさんとの出会いなど、木原さんの人生や性格が忠実に同書に記されている。
 友人を代表しあいさつに立ったガーデナ仏教会の宮地信雄開教使は、かつて静胤氏と西本願寺羅府別院でともに働いた経験があり、静玉夫人とも長い付き合いになるという。宮地開教使は、「静胤氏亡き後も、心の中の静胤氏とともに人生を力強く歩み続けている姿に感動した」と述べ、「この本にはわれわれが学ぶべきことが満載で、人生の書として読むことができた」と感想を述べた。
 また佐賀県出身の静胤氏は、生前、南加佐賀県人会の100周年記念誌の作成をはじめ、同会の活動に対し長年にわたり大きく貢献した。同県人会を代表し、中西和彦会長があいさつに立ち、静玉夫人の出版を祝した。
 食後には、日本民謡「松豊会」の佐藤松豊さんによる三味線や、坂東拡三也さんと田中智子さんによる日本舞踊が披露され、講談師の吉見愛鶴さんは木原静玉さんの一生を講談にして語った。最前列で聞いていた木原さんは、自身の人生をあらためて振り返りながら、時折涙した。
 木原さんは、「本を出版できたのは夢のよう」と喜ぶとともに、「こんな波乱万丈な人生でも乗り越えられるのだと、読んでくださった方に少しでも勇気を与えることができれば」と話した。
 同書は、旭屋書店各店舗、アマゾン・ジャパン、および木原手芸店で取り扱っている。詳細は木原手芸店まで、電話310・538・5447。【中村良子、写真も】

木原さんの出版記念式典に出席した家族や友人ら

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