ガーデナ仏教会付属日本語学園:思い出を胸に未来へ

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ホール園長(右)から卒業証書を授与され丁寧にお辞儀をして受け取る生徒

 ガーデナ仏教会付属日本語学園(ホール圓子園長)は22日、同仏教会本堂で、卒業・修了証書授与式を行った。父兄をはじめ来賓や教師などが見守る中、62人の生徒に卒業・修了証書が手渡され、生徒たちは同校で学んだ思い出を胸に、未来へと旅立った。

ジャパニーズ・アメリカン・コミュニティー・クレジット・ユニオンのケン・タケモトCEO(右)から奨学金と賞状を手渡された黒川光一さん

 家族や来賓からの温かい拍手とともに生徒たちは入場。今年は、それぞれ平日部・土曜部に通う幼稚園生43人、小学部6年生が8人、中学部8年生が7人、土曜部高等部10年生1人に卒業証書が、土曜部の高等部9年生修了の3人に修了証書が授与された。
 また17人の皆勤賞受賞者と、4人の卒業生努力賞受賞者にトロフィーが手渡された。
 高等部を卒業する生徒で出席状況も良く、真面目に日本語学習に取り組んだ生徒には金融機関から奨学金が授与され、ユニオン・バンク賞が中村優太さんに、ジャパニーズ・アメリカン・コミュニティー・クレジット・ユニオン賞が黒川光一さんに贈られた。
 「あおげば尊し」を全員で合唱した後、同学園関係者が祝辞を述べた。PTCの浜崎ナンシー会長は、「日本語を通して日本文化を学んだことは、今後の皆さんの人生にとって一生の財産になります」と述べ、生徒たちの努力を労った。
 丸山フィリス学園理事は、卒業生たちを祝福するとともに、日々生徒たちをサポートし続けた父兄に感謝の言葉を述べた。

日本語で答辞を読み上げる卒業生総代の中村優太さん

 宮地信雄・仏教会主任開教使は、「友達との思い出を大切にし、家族の支援と先生のご恩を忘れないように」と説き、「日本語だけでなく、これからもいろいろな国の言語を学び、その国の人の気持ちや文化が分かる人になって下さい」との言葉を贈った。
 幼稚園修了生総代の勝田もも子さんは修了の辞で、「クラスでは季節ごとの行事を通して日本語を学び、特に餅つきが楽しかった。これからも日本語の勉強を続けていきたい」と抱負を語った。
 卒業生総代の中村優太さんは「素晴らしい友達に出会えたことは財産。これから壁にぶつかっても支えてくれた先生や家族のことを思い出し、試練を乗り越えていきたい」と力を込めた。
 ホール園長は、「日英両語が使える能力を生かし、素晴らしい日本の文学を翻訳し、世界に広める人が巣立っていってくれたらうれしい」と語り、「卒業後も自主的に日本語を学び続けてください」と生徒たちにエールを送った。【吉田純子、写真も】

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