南加三重県人会:ピクニックで親睦深める

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ミニ運動会で魚釣り競争に参加する子どもたち

ブラジル訪問を報告する太田会長


 南加三重県人会(太田勉会長、会員約120家族)は25日、ブエナパークでサマーピクニックを催した。この日は日系団体のイベントが重なり、例年より少ない参加者となったが、集まった来賓や会員は青空の下、バーベキューやエンターテインメント、ミニ運動会を満喫し、互いの親睦を深めた。
 あいさつに立った太田会長は、17日にブラジル・サンパウロで行われたブラジル三重県人移住100周年、ブラジル三重県人文化援護協会(県人会に相当)創立70周年、三重県・サンパウロ州姉妹都市提携40周年を記念した式典に南加三重県人会を代表して参加。現地の県人会の活動や様子などを伝えた。
 太田会長によると、サンパウロには現在160万人の日系人が在住しており、大きな日本人街があるという。ブラジル三重県人会には240人が在籍し、鉄筋4階建ての県人会会館を所有。太田さんによると、ブラジルの県人会は県からの支援が多くあることから、ほとんどの県人会が立派な会館を所有しているという。また、サンパウロに日本語学校が少ないことなどから、各県人会が会館を活用して会員子弟や一般に向けた日本語教室を率先して開いているという現状も紹介した。
 さらに、ブラジル三重県人会の役員と、ブラジルと南加の三重県人会で子ども同士の交流プログラムを実施しようとの話が持ち上がった。「高校生や大学生を対象とし、互いの県人会会員家庭でホームステイをしながら、『三重』という共通のキーワードを通じてさまざまな交流ができたらいい」といい、これから実現に向け、今後はブラジル三重県人会の関係者と具体的な話し合いをするという。

青空の下、会員手作りのバーベキューを楽しむ参加者


 太田会長は、「故郷日本と県人会の交流はかつてあったが、他国の県人会との交流は画期的」といい、「まずはブラジルを皮切りに、いずれはペルーやアルゼンチン、パラグアイなど、南米にある三重県人会との交流もできたら」と抱負を語った。
 ピクニック会場では、会員らが準備をしたバーベキューに加え、三重県津市に本社を置く「井村屋グループ株式会社」の現地法人「井村屋USA」から大福餅が寄付され、参加者らに振る舞われた。
 食後は、マイク・ペニーさんによる軽快な津軽三味線の演奏をはじめ、ゲストによるカラオケ、4世代全員が参加できるミニ運動会などで盛り上がり、楽しい夏のひとときを過ごした。
【中村良子、写真も】

4世代全員が参加して盛り上がったミニ運動会

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