高齢会員の長寿祝い表彰:受賞者9人、日系社会の発展に全力誓う

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県人会の発展と受賞者の長寿を祝い乾杯する参加者

県人会の発展と受賞者の長寿を祝い乾杯する参加者

 県人会の発展と受賞者の長寿を祝い乾杯する参加者[/caption] 南加県人会協議会(岩下寿盛会長)は、各県人会の活動に力を尽くす80歳を超える高齢会員9人の長寿を祝い功績を表彰する敬老感謝の集いを21日、モンテベロのクワイエットキャノンで催した。新美潤総領事と日系諸団体の代表、各県人会会長など参加者約60人が見守る中、受賞者は、日系社会のさらなる発展のために全力を尽くすことを誓った。
 敬老感謝の集いは、日本の国民の祝日「敬老の日」(9月の第3月曜日)にちなみ毎年開かれている恒例行事で、長年の活動を評価し功労表彰している。イベントは今年で10回目を数え、同協議会には80歳を超える会員23人が属しており活発な活動を支えている。受賞者は1人ずつ登壇し、岩下会長から賞状と記念品が贈られ、記念撮影に納まった。
受賞者を代表し、謝辞を述べる川口吉則さん

受賞者を代表し、謝辞を述べる川口吉則さん

 各来賓が祝辞を述べて功績をたたえ、さらなる活躍に期待を寄せた。新美総領事は「傘寿を迎えたみなさまに心からお祝いし、日系社会と日米関係への貢献に敬意を表したい」と賛辞を贈った。日系社会に長寿者が多い理由を分析し「過ごしやすい温暖なすばらしい気候に加え、コミュニティーの温かい助け合いがあるのが元気の秘訣になっているのでは」とした。当地の在留届け提出者は約9万人で、増加傾向だという。駐在者の数とその子弟で、あさひ学園の生徒数はともに日本に帰国するなどし減少しているが、邦人の永住者の数は、駐在家族の減少を上回るペースで増加をしていることを紹介し、受賞者を激励した。南加日系商工会議所上級副会頭の木下和孝さんは、受賞者の活躍について「日系社会を通じて米国と日本、世界に貢献した人ばかり」と敬意を表し「このような人たちがいるからこそ、われわれが活動できる。功績を引き継いで、もっともっといい社会を作っていければいい」と話した。
 受賞者を代表し、元県人会協議会会長の川口吉則さんが謝辞を述べた。「昭和8年生まれ4人と、昭和9年生まれ5人のわれわれが後期高齢者の仲間入りをする祝いを開いてもらいお礼を申したい」と謝意を表した。受賞者が元気に社会奉仕に励むことができる理由について「日系諸団体に属し、みなさんがわれわれのために指導と支援をしてもらったお陰で、感謝の念でいっぱい」。「『人生70、80年はまだ鼻たれ小僧』。100歳までまだ20年あるので、感謝の心を忘れずに、微力ながら所属団体を通じて日系社会発展のために頑張りたい」と意欲を示した。
琉球舞踊を披露し、高齢会員の長寿を祝った

琉球舞踊を披露し、高齢会員の長寿を祝った

 昼食は三宅明巳さんが乾杯の音頭を取りスタート。食事中、岩下会長ら役員が受賞者のテーブルを回り、労をねぎらいながら、健康状態や各県人会の活動状況を聞くなどして励ました。余興では、琉球舞踊と手品を楽しみ、親睦を深めた。
 南加県人会協議会は、活動の資金集めと日本文化を継承する8人の若者への奨学金を授与する親睦演芸会を10月6日午後1時からアラタニ劇場で催す。15の県人会から会員が、民謡、民舞、日本舞踊、白虎隊、コーラス、琉球舞踊、歌謡曲など得意の芸を披露しさまざまな出し物で会場を盛り上げる。また、歌手の山内惠介が演歌ショーを行う。
 演芸会の詳細は電話で、柴田さん213・389・3953、西さん310・478・4722まで。山内惠介の歓迎会を5日午後6時から小東京のミヤコホテルで催す。歓迎会は、一般参加ができ、会費は35ドル。申し込みは電話で、当銘さん909・548・4466。
 80歳以上の表彰者は次の通り。(敬称略)
 菊池安雄(愛媛)、仲間日二三夫(鹿児島)、奈良佳織里(青森)、原田文夫(群馬)、芥川義則(広島)、前田グレース(三重)、小山信吉(福島)、川口吉則(鹿児島)、尾形英勝(山形)
【永田潤、写真も】
約60人が参加し、高齢会員の功績に敬意を表した

約60人が参加し、高齢会員の功績に敬意を表した

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