上がって下がってガソリン代

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 昨年の話になるが、ラジオで「9月17日に、ガソリン代が3ドルを超して1000日(3年)が経った」と報道していた。そういえばガソリン代が2ドル台だったこともあったなあと、なんだか随分昔のことのような気になったもんだ。ビッグ3が経営破綻をしたころは2ドル以下だった。つまりここ5年ほどで倍増したことになる。
 以前、あまりのガソリン価格の急上昇に、ニュースキャスターの「なぜガソリン代はこんなに上昇しているのか」との質問に石油会社はいろいろ答えていたが、最後に「ビジネスだから悪いことは何もしていない。利益を上げ利潤は株主に還元している。株主もそれを望んでいる」とかいった答えを返していたような記憶がある(記憶違いかも知れないが)。これが本当のことだろう。
 石油会社は年に数回石油精製場のメンテナンスを行い、その時期はガソリンが少なくなる。需要は変わらないのに供給が減れば値上がりするのは理解できるが、他のガソリン会社もなぜ同じように値上げするのか、またなぜ値上げは即日で値下げは数カ月もかかるのか。ビッグ3ではないが、有名どころ3社のガススタンドはなぜ一斉に同じくらいの値をつけるのか。絶対に上の方で話し合いが持たれているぞと勘ぐられても仕方あるまい。
 ガソリンスタンドは「われわれも困っている。ガソリンの購入価格は異常に上がっているのに、スタンドでの価格はそんなに上げられない。利益幅も昔に比べほんのわずかになってしまった」とニュースでコメントしていた。ほんとのことか眉唾か。
 などといったすぐ後に、「ガソリン価格は下がり、14年には3ドルを切るだろう」とかいう楽観的な予想もラジオから流れていた。今のところまだ3ドル半ば超のお値段だが、ちょっとは期待している。
 毎日車を使用する身としては、1セントでも安いに越したことはない。嬉しがらせるだけ嬉しがらせて、突然「あっというまに5ドル超えました」と崖の上から突き落とすようなことはないだろうな。【徳永憲治】

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