ホノウリウリ抑留キャンプ:国定史跡に指定

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 オバマ大統領は19日、第2次世界大戦中の日系人戦時収容所で、ハワイ・オアフ島にあるホノウリウリ抑留キャンプの跡地を、国定史跡に指定すると発表した。

 ホノウリウリ抑留キャンプは1943年に開設され、ハワイで最大かつもっとも長期にわたって使用された収容所だった。戦時中は約4千人の戦争捕虜が収容され、その中には400人近くの日系2世がいた。彼らは移民1世の両親のもと生まれ、米国籍を保持していた。
 同収容所は「地獄谷」ともよばれ、当時日系人がキャンプに収容され過酷な生活を余儀なくされた歴史を物語っている。
 ホワイトハウスの発表によると、ホノウリウリ抑留キャンプは終戦後に破壊されたが、2002年に跡地が発見され、日系団体から保存を求める声が上がっていた。
 オバマ大統領は「日系人収容所の歴史を世代を超えて語り継がなければならない」と語った。
 日系のメイジー・ヒラノ上院議員(民主・ハワイ選出)は、「ハワイに住む多くの人がここに収容所があった事実を知らない。国定史跡に指定されたことで、決して繰り返してはいけない歴史をあらためて認識する良い機会になったと思う」と話し、国定史跡に指定されたことを喜んだ。
 ホノウリウリ抑留キャンプのほか、イリノイ州シカゴの街ポルマンと、美しい景観を誇るコロラド州のブラウンズ・キャニオンも史跡に指定された。

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