石油王ゲティの孫、遺体で発見: ハリウッドヒルズの自宅で

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 石油王でゲティ財団の設立者である故ジャン・ポール・ゲティ氏の孫にあたるアンドリュー・ゲティ氏(47)が3月31日、ハリウッドヒルズの自宅で遺体で発見された。ロサンゼルス郡検視局によると犯罪に巻き込まれた可能性は低いとみて、現在死因などの調査が進められている。

 ゲティ氏の遺体は自宅浴室で発見された。当局によると死因は自然死か事故によるものとしているが、現在ロサンゼルス市警察(LAPD)の殺人担当課も捜査にのりだしている。死亡推定時刻などはまだ分かっていない。
 同氏はここ数カ月、体調不良を訴えており、当局は現場で同氏が服用していたとみられる処方薬を回収。4月1日には内科医による診断の予約も入っていたという。
 同氏の友人とされる女性が遺体の第一発見者で、同日午後2時過ぎに通報。2週間前にゲティ氏はこの女性に対する接近禁止命令を裁判所に求めており、現在警察はこの女性から事情を聴いている。
 同氏の父親ゴードン・ゲティ氏は石油王の故ジャン・ポール・ゲティ氏の息子にあたる。米国でもっとも裕福な人物のひとりとされ、現在は妻とサンフランシスコに住んでいる。
 石油王として知られる故ジャン・ポール・ゲティ氏は、美術品の収集家としても有名で、ゲティ財団を設立し、ロサンゼルスのゲティ・センターにあるJ・ポール・ゲティ美術館とパシフィック・パリセーズのゲティ・ヴィラを建設し、今もロサンゼルスを代表する美術館として多くの人が訪れている。
 故ジャン・ポール・ゲティ氏の孫のひとり故ジョン・ポール・ゲティ3世は16歳の時、イタリアのローマで誘拐され、犯人から身代金を要求されたことがある。しかし祖父のゲティ氏はこれに応じなかったため、犯人はゲティ3世の耳と髪の毛を切り取り地元新聞社に送りつけ、再度身代金を要求した。5カ月後にゲティ氏は要求に応じ270万ドルを支払い、ゲティ3世は解放された。この事件でゲティ3世は精神を病み、2011年に54歳でなくなっている。

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