加州知事:LAで節水呼び掛ける

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 カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は9日、ロサンゼルスを訪れ、干ばつに悩む加州の水不足解消策として、南カリフォルニア首都圏水道局(MWD)が実施する2年間におよぶ4億5千万ドルの節水対策を称賛。今後の計画を議論するとともに、加州民に対し節水への協力を呼び掛けた。

 同局は水使用を控えるため住民に対し、庭の芝生の人工芝への植え替えや、奨励金制度の適用、低水量の水道装備への買い替えなどを推奨している。
 LAのダウンタウンで行われたMWDの理事会ミーティングで同知事は、水不足対策として、北カリフォルニアを流れるサクラメント川からベイエリア近郊のトレイシー市まで、およそ30マイルの地下トンネルで水をひき、近郊の都市や農業地帯に導水する計画を紹介した。
 サクラメント川とサンホアキン川が合流する入り江(デルタ)は、サクラメント・サンホアキンデルタ地帯と呼ばれ、加州人口の半分以上の生活用水とセントラルバレーの農業用水の大部分を担う重要な中継地点となっている。
 ミーティング会場の外では、同知事の節水対策に反対の人々が集まり、同計画は水不足の改善にはつながらないと抗議した。
 同日夜に行われた南カリフォルニア大学での講演では、「節水、水の再利用、雨水の貯水など、貴重な水源を守るため、われわれが取り組まなければならないことは山積みだ」と話し、加州民にさらなる節水への協力を呼び掛けた。

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