加州水道委員会:庭の芝生面積を制限

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 カリフォルニア州水道委員会は15日、干ばつによる水不足問題に対応するため、加州全域で新たに建設される住宅や商業施設を対象に、庭に植える芝生の面積を制限する規制案を可決。今後、芝生の植栽面積は庭の総面積の25%に制限されることになる。

 深刻な水不足に直面する加州では、さまざまな節水対策が現在行われている。今回もその一環で、芝生の水まきには大量の水が使用されることから、同規制案が提案された。
 今後、新築予定の住宅で庭の総面積が500平方フィート以上の場合、芝生の植栽面積は全体の25%に制限されるほか、州政府からの許可も必要となる。庭の総面積には建物面積は含まれない。
 建設業者もスプリンクラーなどの芝生の水まき装置には洗面所やシャワーの水の再利用可能な装置の設置を求められる。
 施行は12月1日から。今年末までに、加州全域の各自治体で規制が実施される予定。
 同委員会は加州のジェリー・ブラウン知事をはじめ、同州上院議員と水質管理の専門家によって構成されており、水質資源の確保や水使用について議論し、管理運営を行っている。
 ブラウン知事は水不足対策として、州内の約5千万平方フィートの芝生を干ばつに強い植物に植え替えるよう指示。各自治体で奨励金制度を設けて住民に植え替えを促している。
 こうした中、反対派は節水対策のため芝生の撤去を続けていくと、温暖化や公害、炭素排出量の増加のほか、さらなる干ばつを引き起こす危険性も出てくると指摘している。

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