暑い熱い夏

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 天気予報の気温は平年より低い数値なのに、空は真っ青ではなく、雲に覆われて蒸し暑い。少し動くと、汗がだらだら流れ落ちる。日本の夏を思わせる当地、ロサンゼルス。
 この暑さのなか、日系最大のイベント、二世週祭や七夕祭りが来週に迫っている。最後の追い込みに熱くなっている人たちも多いことだろう。かくいう私も例に漏れず、七夕飾り作りに追われ、音頭の練習に駆り出されている。今年は、他の事が立て込んでいて、早くに始められなかった。祭りは、例年より一週間遅い開始だが、取り掛かったのがもっと遅かったので、手伝える個数が減少。
 手伝いに行っているところの様子もちょっと雰囲気が違っていて、いつもいたボランティアがいない。まさしく手が足りない。一世紀を超えて日本語や日本文化を伝えるところに何かが起こっている? と感じる。これもそれも、異常気象のなせる業か。
 何が起こっていても、お祭りはある。先人が始めたお祭りは、元の意味合いからは違ってきていても、世代と時代に沿ってのこと。その変化がおかしいと思ったら、参加して声を挙げたらいい。リトル東京ヒストリカルソサエティーが作った2015年のカレンダーは二世週祭の写真だ。それを見ていると、いかに日本人、日系人がつながっていたかが感じられる。そして、日本人がメッセージを発信する重要なお祭りだったことが分かる。
 他の人種が、関心を持って情報を求めてくる現実は、悪くはない。日本の文化、言語、歴史に関心を持ってもらうことは喜ばしいこと。そこに、日本人、日系人のかかわりがあったら、もっと盛り上がると思う。日本人の心意気を見せているのが、青森ねぶただと思う。日本の祭りを二世週日本祭りでも、と早い時期から日本から職人を招請して準備していた。今年のパレードの目玉となることだろう。
 パレードや音頭の合同練習も終わり、それぞれの団体で練習に励んでいる。祭りはそこまで来ている。二世週祭と七夕祭りが同時期に開催されることに、他人種から「七夕は7月7日でしょう?」と指摘されることも。いろんなことがある祭り。熱く盛り上げよう。【大石克子】

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