24年五輪招致:LA市が立候補の見通し

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1932年と84年のLA五輪の会場となったロサンゼルス・メモリアル・コロシアム

1932年と84年のLA五輪の会場となったロサンゼルス・メモリアル・コロシアム

 オリンピック委員会(USOC)は12日、2024年夏季五輪招致で、開催都市への立候補を辞退したボストンに代わり、ロサンゼルスが立候補する見通しだと発表した。LAでは1932年と84年にも夏季五輪が行われており、実現すれば3度目の開催となる。

 24年五輪招致にはローマ、パリ、ハンブルク(ドイツ)、ブダペストが名乗りを上げており、正式にLAが立候補すれば開催地をめぐりこれらの国と競うことになる。
 ボストンは、今年1月に候補地に選出されていたが、財政面で懸念があるとして、7月末に招致を断念。USOCはその後、LA市をはじめ、サンフランシスコ市、ワシントン市と交渉を続けていたが、LA市が最有力候補となり、エリック・ガーセッティー市長をはじめ同市の代表者らと話し合いを進めていた。
 USOCがLA市民600人を対象に行った最新の世論調査によると、回答者の81%が同市での開催に賛成しており、反対は11%だった。
 ガーセッティー市長は同日、声明を発表し、「オリンピックが開催されれば高い経済効果が期待でき、LA市のコミュニティーの活性化にもつながる」として、今後もUSOCと前向きに議論していく意向を示した。
 オリンピックの開催により、多額のテレビ放映権料やスポンサー協賛金などから、同市の経済への波及効果は必至で、同市の予測によるとその額は約1億5千万ドル。一方、インフラ整備など大会にかかる経費の総額は41億ドルに上るとされる。
 過去の五輪を振り返ってみると、12年のロンドン夏季五輪では、当初の予算を大きく上回るおよそ140億ドルの経費がかかった。14年のソチ冬季五輪は、高速道路工事や高級リゾートの建設などが重なり、その額は510億ドルにも及んだと報告されている。
 USOCとLA市は9月15日の立候補締め切りまでに最終的な結論を下す予定。

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