米国境警備局発表:国境越えの未成年者ら増加

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 米国境警備局は今年8月、メキシコから国境を越え、不法に米国に入国しようとした家族や、同伴者を伴わない未成年者9790人を逮捕したと発表した。逮捕者数は前年同月の6424人より52%増加した。

 13年10月~14年9月までの14年会計年度で、単身で米国入国を試み逮捕された未成年者の数は3万5千人以上。家族で試みたのは3万4500人以上が報告されている。こうした中、拘束された不法入国者の一時収容施設は満杯状態となっている。
 逮捕者の多くがホンジュラスやエルサルバドル、グアテマラなどの中南米諸国からで、これらの国では麻薬を扱う犯罪組織の暴力が横行し、危険から逃れるため、アメリカ国境に押し寄せているという。
 メキシコではこうした事態を受け国境警備を強化。
 米人権擁護団体のアダム・アイザックソン氏によると、例年は年間を通して国境越えを試みる人は春がもっとも多く、以降徐々に減少していくというが、8月に急増するのは異例と話す。未成年者だけで見ると、8月に単独で国境越えを試み逮捕されたのは4632人。同団体が調査を開始した09年以来、もっとも多いという。
 ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官は、国境越えを企む人々に警告を発するとともに、単独で危険を冒そうとする未成年者への注意喚起を強化するとしている。

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