30車種がワールドデビュー:高価格車が存在感示す

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ロサンゼルス・オートショー

コンセプトSUV「C—HR」(中央)を世界初公開したサイオンのブース

コンセプトSUV「C—HR」(中央)を世界初公開したサイオンのブース

 世界初公開の約30車種をはじめとする最新モデルを紹介するロサンゼルス・オートショーが17日、ダウンタウンのコンベンションセンターで開幕した。景気回復を背景とした好調な新車販売台数を象徴し、高価格のスポーツカーや、高級車、スポーツ多目的車(SUV)、ピックアップトラックが存在感を示した。

 オートショーは、19日までの3日間、報道関係者向けに先行公開された。一般公開は20日から始まり、29日までの10日間行われる。
 国内外から、各メーカーの社長らが、投入する新型車をお披露目するとともに、主力車種や市場戦略に熱弁をふるった。6社が参加した日本メーカーは、世界デビュー車を次々に発表し、北米市場の重要性を強調。4社がプレスカンファレンスを開き、新型車やコンセプトカーを披露した。
 トヨタはサイオンのコンセプトSUV「C—HR」を北米初出展し、日産は「セントラ」とインフィニティのSUV「QX30」、三菱はSUV「アウトランダースポーツ」と「ミラージュ」をそれぞれ世界初披露した。
 ホンダは世界初公開のスポーティーなデザインの新型「シビック・クーペ」と、北米初公開の燃料電池車「クラリティ・フューエルセル」を発表。ともに来年の販売を予定する。
 「インプレッサ」のセダンのコンセプトを世界初公開した、スバルの吉永泰之社長は、同社の販売好調な世界市場は「アメリカ市場がけん引している」と説明。同車の生産を来年、日本からインディアナ州工場に移すことで「1200人の雇用を創出する」と、米経済への貢献を強調した。
 マツダは、大幅な改良を施したSUV「CX-9」を世界初公開、来春発売する。CX-9の年間世界販売は約5万台を見込んでおり、小飼雅道社長は「ここ北米が約8割を占める世界最大の市場である」と力を込め「顧客との特別な絆を築き、北米での成長を維持し、飛躍したい」と抱負を述べた。
 排ガス不正問題で、渦中のフォルクスワーゲンは、マイケル・ホーン米国社長が冒頭から不祥事に対し謝罪した。不正車両のオーナーへの対応は、1000ドルの補償を行うとし「問題を明らかにし解決に努める」と述べ、「アメリカの大切な顧客にいい車を提供したい」と再出発を誓った。
 オートショーは、大小3会場に分かれ展示。日米欧をはじめ世界から自動車メーカーが出展し、プロモーションに務める。
 チケットは、大人が月曜から木曜が12ドル、金、土、日曜が15ドル。シニア割引10ドル。6歳から12歳の子どもは5ドル、大人同伴の5歳以下は無料。営業時間は曜日によって異なる。
 詳細は電話213・741・1151。
  www.laautoshow.com
【永田潤、写真も】

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