LAUSD:脅迫受け全校に休校措置

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 ロサンゼルス統一学校区(LAUSD)は15日、脅迫があったとして、同学校区の900校以上に休校措置を取った。現在、連邦捜査局(FBI)も捜査に協力し、ロサンゼルス市警察(LAPD)は全校に爆発物など不審物がないか調査を行っている。

 脅迫は14日夜、ドイツの都市フランクフルトからLAUSDの理事会メンバー宛にEメールで送られてきたという。LAPDのチャーリー・ベック本部長によると、脅迫は「自動小銃」や「マシンピストル」、そのほか「バックパック」や「包装物」について言及しているという。
 全校に休校措置が取られる事態は極めて異例。
 15日朝に記者会見を開いたLAUSDのラモン・コルティネス教育長によると、パリやサンバナディーノで昨今、テロが相次いで発生している現状をふまえ、生徒の安全面を重視し、LAPDほか同学校区理事長と相談した結果、今回の判断に至ったという。LA近郊のサンバナディーノでは今月2日に銃乱射事件が発生し、14人が犠牲になる惨事が起きたばかり。
 当局によると、脅迫の対象となっている校舎が複数におよび、さらに特定されていないことから、全校への措置となったという。
 キャンパスの安全が確認されるまで、休校措置は続けられるという。
 生徒が利用するスクールバスも同日は運行を停止した。休校措置の発表前に生徒をすでに学校に送り届けていた保護者には、生徒を学校に迎えに行き自宅待機させるよう指示が出された。
 南加地区のそのほかの学校区は同様の脅迫は受けておらず、通常通り授業が行われた。
 一方全米で最大規模を誇るニューヨーク統一学校区も同日、脅迫を受けていたという。しかし当局によると脅迫は確かな情報ではないと判断し、休校措置には至らなかった。
 LAUSDはニューヨークに次ぎ全米2番目の規模の学校区で、幼稚園から12年生までの在籍生徒数は64万人以上。全900校以上、187校のチャータースクールがある。【吉田純子】

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