南加宮城県人会:新年会で創立115周年祝う

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新年親睦会に出席した参加者全員で記念撮影


 南加宮城県人会(米澤義人会長)は8日、モンテベロ市のクワイエットキャノンで新年親睦会および創立115周年記念式典を開催した。会員家族をはじめ、南加地区で活動する他県人会の代表者などおよそ90人が出席し、同県人会の115年の歩みを振り返るとともに新年の門出を祝った。


功労者に選ばれた(左から)笠間正武さん、笠間美智子さん、千葉みつ子さんと同県人会会長の米澤さん

 同県人会は1902年に創立し、第二次世界大戦中は一時活動を停止したもののその後49年に再開、今に至る。
 2009年には宮城県の夏の風物詩である「七夕まつり」が当地ロサンゼルスでも行われ、以来、毎年夏の小東京を彩る一大イベントのひとつとして続けられている。
 新年親睦会の会場には、ロサンゼルス七夕まつりで小東京を鮮やかに彩った七夕飾り3体が飾られた。
 式典では同県人会に長年所属し、活動に貢献してきた功労者と高齢者への表彰も行われた。功労者に選ばれたのは笠間好昭さん(欠席)、笠間正武さん、笠間美智子さん、千葉みつ子さんの4人。高齢者表彰はマスラス・エイコ・エリザベスさん(欠席)、遠藤洋子さん、米澤ノーマさん(欠席)の3人が選ばれ、宮城県の村井嘉浩知事から表彰状が送られた。


村井知事に代わり、米澤会長(右)から高齢者表彰を手渡された遠藤洋子さん

 受賞者を代表し千葉みつ子さんがスピーチし、「このような賞を知事から頂き光栄です。今後も県人会の活動に貢献していきたいです」と謝辞を述べた。
 村井知事からはビデオメッセージが届けられ、昨年、南加地区の日系スーパーマーケットで県産品が販売された際には、県人会のメンバーが故郷宮城のPRに尽力してくれたことに対し感謝の意を表した。
 米澤会長は会長に就任して今年で25年目となる。「今年の2月で87歳になります。88歳の米寿の節目には引退し、後任に任せられるようにしたいと思っています」と語り、世代交代に向け希望を語った。
 今年の同県人会のおもな行事は3月5日に行われる東日本大震災の復興支援イベント「Love to Nippon」、4月のボウリング大会、6月のバス旅行、7月の夏恒例のピクニック、8月のロサンゼルス七夕まつりや七夕焼却祭など。
 2011年の東日本大震災では宮城県も甚大な被害が報告され、同県人会は震災以来、遠く離れたロサンゼルスから支援活動を行ってきた。
 2016年も前年度のロサンゼルス七夕まつりで募った義援金や随時行った募金活動などから55万円を集め、米澤会長ら同県人会のメンバーおよそ10人が4月に宮城県を訪問し、宮城県の副知事に義援金として手渡してきたという。
 「55万円には『Go go(ゴーゴー)!』と被災者の方々が前向きな気持ちになれるように思いが込められています」と米澤会長。今年も継続して当地から支援活動を行っていくと力を込めた。【吉田純子、写真も】


エンターテインメントでは獅子舞も登場し新年親睦会を盛り上げた

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