竹花新会長が就任:社会貢献に全力尽す

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日系パイオニアセンター

 日本語による各種社会福祉サービスを無償で提供する非営利団体「日系パイオニアセンター」は21日、今年度総会と新年親睦会をモンテベロのクワイエット・キャノンで催し、竹花晴夫新会長が就任した。日系社会の多方面から集まった約100人の参加者から激励を受けた奉仕メンバーは、さらなる社会貢献に向け全力を尽くすことを誓った。

 就任のあいさつに立った竹花会長は、センターの活動内容について「シニアを世話する団体」と説明。社会的弱者へのサービスに特化し、他団体と役割の差異を強調。戦前からの差別や偏見と戦った日系史を紹介し「助け合って汗水流して働きながら、お年寄りも面倒みてきた」とし「そういう時代の流れの中から、このパイオニアセンターが設立されたのだろう」と話した。

昨年度までの3年間会長を務めた半田俊夫さん(右)に感謝の盾が竹花会長から贈られた

「コミュニティーの中で、われわれがどういうポジションにいるのか、わきまえて運営したい」と抱負を述べた。メンバーが誇りとする「スタッフ全員が無料奉仕」を再度、確認。謝意を込めて、メンバーに起立を求め、士気を高めた。「健康に気をつけて、エンジョイしながら、笑顔でみなさんにサービスを提供してほしい」と呼びかけた。
 日系諸団体から来賓を迎え、代表者が祝辞を贈り、各人はパイオニアセンターの意義のある活動と、メンバーの献身に賛辞を呈した。林和俊首席領事は、日米同盟の強化に意欲を示しながら「ますます日系社会のために活動してほしい」と期待を寄せた。南加県人会協議会会長の西元和彦さんは「教育や娯楽、政府の出張サービス、専門家を講師に招いたセミナーなど、日本人と日系人のために素晴らしい活動をしている」と誉めた。南加日系商工会議所のジェフ山崎さんは「日本文化などさまざまなクラスを開き、地道に日系社会に貢献していて素晴らしい。南加日商の活動の参考にしたい」と述べた。

 竹嶺会の演奏で、「花笠音頭」を披露する菊田会のメンバー

 乾杯の音頭をとった山口弘顧問はあいさつの中で、「オバマケア」を廃止し、医療保険制度の政策転換を図るトランプ政権を警戒。「メディケアやソーシャルセキュリティーなど、シニアに対するソーシャルサービスを従来通り一生懸命行いたいので、支援をお願いします」と訴えた。
 食後は、ライブオークションやラッフル抽選会、余興は竹嶺会の民謡や現地民謡・菊田会の日舞、ライブの歌謡曲を楽しんだ。英気を養ったメンバーは、今年1年の奉仕に情熱を傾ける。
 パイオニアセンターは、1969年の設立以来、一貫した日本語によるサービスを提供する。日本文化やコンピューターなどの教育クラス、市民権講座、メディケアなどの各種セミナーなどと、活動は多岐にわたる。
 パイオニアセンターの問い合わせは、電話213・680・1656。ホームページ—
 jcpioneercenter.org/
【永田潤、写真も】

新年を祝い乾杯する参加者。右から竹花会長、林首席領事夫妻、南加日商の山崎さんと県人会協議会の西元さん


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